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歳をとるということ [Daily Life 2012]

私は今のとこまだ30代ですが、あと半年もすれば40歳になります。

一昨日、駅で(なんと!)ナンパをされました。

新宿駅から見られていたようで、私の駅でわざわざ降りたという30代前半の普通のサラリーマン(っぽい)。
残念ながら私はナンパについていくほど勇気のある人間じゃないのでスルーしましたが、ナンパされるのももう最後かな、なんて考えながら駅から帰宅しました。

そのナンパ話を昨日ゴルフに行ったときに男性陣に披露しました。
今回のゴルフは超上席だらけで私は単にいじられ役ですが、ナンパ自慢話をしたところで、まあそれが最後だろうな、とやっぱりいじられるわけです。でもハーフ終了後お色直しをしたところ(買ったゴルフウェアを着る機会がないし暑くて汗もかくので途中で衣装替えをしただけどね)、若作りを頑張る姿?を褒めてくれました。

あと10歳若かったらなーと思いながらも、お嬢様扱いも最後かな、なんて耽ったり・・・。

そんなゴルフの後、早くから寝ていたら、遅くに母親ふっきーから電話がありました。

内容は、実家の向かいのおばさんが引っ越すことになったから、引越前になんとか名古屋に来て挨拶できないか、というもの。

その向かいのおばさんは血縁関係もなんにもないけど、子供のころからお世話になった人で、実家に帰るとよく遊びに行っていました。
子供の頃は両親以上に私のことを叱ってくれて、私がたくましくなったのもそのおばさんのおかげとも言えます。上京後も帰省中に遊びに行くと、結婚せずにぷらぷらしていることを何度注意されたことか。ある意味口うるさいおばさんだけど、なんだかんだ会いに行くと喜んでもらえるし、相手はもう70歳以上なのに、言いたいことを言い合える友達みたいな関係。

おばさんとご主人はとても仲良しの理想のカップルで、一昨年ご主人が亡くなったときにはおばさんはかなり傷心されていました。
今年一度遊びにいったとき、東海地震に備え食器棚が倒れないよう補強すべきだと提言したところ、早くご主人おいる天国に行きたいから何もしないと頑なに私の言うことを聞いてくれなかったおばさん・・・。

そんなおばさんが50年も住んだ愛知の家を売り、出身地の大分に戻る・・・。

ふっきーもかなりショックで、おそらく生きている間に二度と会えないだろうからお世話になったおばさんに会いに行ってあげて欲しいと私に連絡をしてきたのです。

昨日は早く寝たのに最終的にはこの母親の連絡でおばさんとの歴史を思い出し、涙が止まらず今日は起きたら目が腫れていました。
おばさんもふっきーに、引越しの片付けをしていたら幼稚園くらいのときに私が書いたおばさん宛の手紙が出てきたとか話していたらしい。

で、いてもたってもいられず、私はおばさんに会いに行く決心をしました。
おばさんには、そんなことでいちいち来なくてもいい!と言われることは分かっているけど、でもやっぱり会いたい。ちょっと怖かったけど大好きな近所のおばさん。

今度も彼氏を連れて行くわけじゃないし、今度が本当に最後かもしれないけど、40年も世話になっているし、最後に悪態の一つでもつかれにいきたいのです。
でもおばさんも私も会ったらたぶん泣いちゃうだろうな・・・。

歳とったと言いながらもたぶんどこかでまだ若いと思っていたけど、事実としてはこうやって大事な人とお別れをしていく歳になっているのです。
私は今は両親が元気だからいいけど、そのうち順序からは両親が先に天国へ行き、そして自分はどうなるんだろう。

子供がいればいいんだけど、私にはその希望もほぼないし・・・。
だから子供がつくれそうな人がいると応援したくなる。

ま、Bさんを火曜日に見送ったときと同じく、考えても仕方のないことであれこれ悩んでも仕方なし。ケセラセラの精神でいることにします。

まずは向かいのおばさんには大分に行っちゃう前に会いに行きます。
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