AIR INDIAについて [インド Sep2010]
今日は911。しつこいですが、9年前は911テロでメキシコに行きそびれました。
そしてそんな日に私はインドへ飛びましたー。
生まれて初めてのAIR INDIA。
何も期待できないので、Aisle席だけ希望して搭乗しようとしたら、「りぶのすけさま、お話がございます」と言われました。
なんか悪いことしたっけ?と思ったら、「席の左側のキャビンアテンダントを呼ぶボタンが壊れており申し訳ございません」と謝罪を受けました。
いいのよー、そんなちっぽけなこと!
いざ搭乗すると、エコノミーだけど、ビジネスとの境の最前列でひーろびろ!
なぜかエコノミーはほぼ満席の95%の占有率でありながら、ビジネスは5%程度。
通路を挟んだ隣のインド人はしつこかったけど、席の隣には誰もいません。
いやー、前も広くて隣もいなくて、インド人だけ我慢すれば最高です!
離陸して飲み物サービスがあったので、ビールくださいと注文してみました。
そしたら冷え冷えのハイネケンがでてきて、私はますますご機嫌
そしたらー、3分後にハイネケンがもう一本足されました!
何も頼んでいないのに、乗務員が1本ぽんと置いていったのです。すてき、AIR INDIA
機内食はもっと素敵!
全く期待していなかったこのAIR INDIAですが、こんなに美味しいカレーが食べられるとはーーー!日本人は魚ばかり食べていましたが、チキンカレーにして大正解!
いやー、なんだか申し訳ないくらい幸先のよいスタートです。
実はリクライニングが故障しており、コールボタンの謝罪はいらないからこっちを謝ってくれよ、とも思いましたが、機内食が美味しかったのでAIR INDIAのすべてを許そうと思います!
出発はちょっと遅れたのに、予定より1時間も早くインディラ・ガンディ空港に到着~。
そしてそんな日に私はインドへ飛びましたー。
生まれて初めてのAIR INDIA。
何も期待できないので、Aisle席だけ希望して搭乗しようとしたら、「りぶのすけさま、お話がございます」と言われました。
なんか悪いことしたっけ?と思ったら、「席の左側のキャビンアテンダントを呼ぶボタンが壊れており申し訳ございません」と謝罪を受けました。
いいのよー、そんなちっぽけなこと!
いざ搭乗すると、エコノミーだけど、ビジネスとの境の最前列でひーろびろ!
なぜかエコノミーはほぼ満席の95%の占有率でありながら、ビジネスは5%程度。
通路を挟んだ隣のインド人はしつこかったけど、席の隣には誰もいません。
いやー、前も広くて隣もいなくて、インド人だけ我慢すれば最高です!
離陸して飲み物サービスがあったので、ビールくださいと注文してみました。
そしたら冷え冷えのハイネケンがでてきて、私はますますご機嫌
そしたらー、3分後にハイネケンがもう一本足されました!
何も頼んでいないのに、乗務員が1本ぽんと置いていったのです。すてき、AIR INDIA
機内食はもっと素敵!
全く期待していなかったこのAIR INDIAですが、こんなに美味しいカレーが食べられるとはーーー!日本人は魚ばかり食べていましたが、チキンカレーにして大正解!
いやー、なんだか申し訳ないくらい幸先のよいスタートです。
実はリクライニングが故障しており、コールボタンの謝罪はいらないからこっちを謝ってくれよ、とも思いましたが、機内食が美味しかったのでAIR INDIAのすべてを許そうと思います!
出発はちょっと遅れたのに、予定より1時間も早くインディラ・ガンディ空港に到着~。
ニューデリーで大量のウソを・・・ [インド Sep2010]
飛行機を満喫し、デリーに到着しました。
1時間も早く着いちゃったから、お迎えはどうせ来ていないと思っていたら、やっぱり来ていませんでした。
で、ヒマになった私は不用意にも空港外に出てしまいました。
ほどなくタクシーは?リクシャーは?ホテルは?とインド人たちに取り囲まれ、うざくてうざくて空港内に戻ろうとしたら、今度は入れてもらえない~~!
係員とひと悶着してると・・・そこに登場したのが赤いプラカードを持った身なりのよいインド人!
←この人です。(許可とって撮影~)
赤いプラカードにはちゃんと私の名前&Le Meridienの称号が!
「マダム、遅れてすみません」と品のいいインド人は言う。いやん、マダムって~!
この人は本物と信用してよさそうだ~とついて行きました。
駐車場にくると、ToyotaのMeridien車があったので、ますます信用。
後部座席に座ると冷たいお絞りとコーラと水が出てきました。
さすがぁ~。
いやー、悪いね、私は無料宿泊者なのですが・・・。
さて、ホテルまで寝ようと思ったら、このインド人の運転手は寝堀り葉堀り私のことを聞いてくる。
飛行機でつかまったインド人と同じです。
ここで私、一応護身のために何もかも嘘をついてみました。
年齢40歳、既婚、旦那は香港人、子供3名などなど
(というか、年齢から始まっていろいろ突っ込まれたから適当にごまかしたんだけど~)
一人旅だし護身のつもりだったのが、運転手がどんどん突っ込んで聞いてくるので、ウソがウソを呼び、最後には会社経営者にまでなっていました
あは
でも、本当に放っておいてほしいのですが、そうはいかないのがこの国のようです。
初めてくるデリーだけど、車窓から眺める風景はいたって都会。
でも、運転手が言うとおり、たぶん空港からメリディアンまでは大使館とか高級住宅街を通るから立派に見えるだけなんだろうけどね・・・。
更に運転手は、このウソつき女をプチ観光してくれました。
(ホテルには言うな、という条件で)
大統領官邸です。
立派だねえ。広い!
車窓からもいろいろ見せてもらい、また一つ一つ細かく説明してもらいましたが、何を言っているのか彼の英語はさっぱり分からず。
そしてこちらがインド門!
車窓からの風景なので今ひとつよく見えなかったが、ニューデリーってさすがイギリスが区画整備をしただけあって、いろんなところでイギリスを彷彿とさせます。
てなわけで、メリディアンの運転手が内緒で回ってくれたプチ市内観光をし、いよいよホテルにやってきました。
入り口は警備がすごくて、空港みたいな荷物チェックとX-Rayチェックがあります。
すっごぉい!
ロビーもすごい。私はこの国に何しに来たんだろうと思ってしまうほどです。
ロイヤルクラブ予約の私は、荷物はこれだけか、と何度も聞かれながらチェックイン!
1時間も早く着いちゃったから、お迎えはどうせ来ていないと思っていたら、やっぱり来ていませんでした。
で、ヒマになった私は不用意にも空港外に出てしまいました。
ほどなくタクシーは?リクシャーは?ホテルは?とインド人たちに取り囲まれ、うざくてうざくて空港内に戻ろうとしたら、今度は入れてもらえない~~!
係員とひと悶着してると・・・そこに登場したのが赤いプラカードを持った身なりのよいインド人!
←この人です。(許可とって撮影~)
赤いプラカードにはちゃんと私の名前&Le Meridienの称号が!
「マダム、遅れてすみません」と品のいいインド人は言う。いやん、マダムって~!
この人は本物と信用してよさそうだ~とついて行きました。
駐車場にくると、ToyotaのMeridien車があったので、ますます信用。
後部座席に座ると冷たいお絞りとコーラと水が出てきました。
さすがぁ~。
いやー、悪いね、私は無料宿泊者なのですが・・・。
さて、ホテルまで寝ようと思ったら、このインド人の運転手は寝堀り葉堀り私のことを聞いてくる。
飛行機でつかまったインド人と同じです。
ここで私、一応護身のために何もかも嘘をついてみました。
年齢40歳、既婚、旦那は香港人、子供3名などなど
(というか、年齢から始まっていろいろ突っ込まれたから適当にごまかしたんだけど~)
一人旅だし護身のつもりだったのが、運転手がどんどん突っ込んで聞いてくるので、ウソがウソを呼び、最後には会社経営者にまでなっていました
あは
でも、本当に放っておいてほしいのですが、そうはいかないのがこの国のようです。
初めてくるデリーだけど、車窓から眺める風景はいたって都会。
でも、運転手が言うとおり、たぶん空港からメリディアンまでは大使館とか高級住宅街を通るから立派に見えるだけなんだろうけどね・・・。
更に運転手は、このウソつき女をプチ観光してくれました。
(ホテルには言うな、という条件で)
大統領官邸です。
立派だねえ。広い!
車窓からもいろいろ見せてもらい、また一つ一つ細かく説明してもらいましたが、何を言っているのか彼の英語はさっぱり分からず。
そしてこちらがインド門!
車窓からの風景なので今ひとつよく見えなかったが、ニューデリーってさすがイギリスが区画整備をしただけあって、いろんなところでイギリスを彷彿とさせます。
てなわけで、メリディアンの運転手が内緒で回ってくれたプチ市内観光をし、いよいよホテルにやってきました。
入り口は警備がすごくて、空港みたいな荷物チェックとX-Rayチェックがあります。
すっごぉい!
ロビーもすごい。私はこの国に何しに来たんだろうと思ってしまうほどです。
ロイヤルクラブ予約の私は、荷物はこれだけか、と何度も聞かれながらチェックイン!
これがLe Meridien New Delhi [インド Sep2010]
チェックイン後、エレベータで部屋に向かいます。
日本からずた袋で登場しましたが、私のデリーでの宿はロイヤルクラブフロアなので17階!
何故かフロントのかっこいいおにーちゃんとかばん持ちと2名も部屋についてきましたが、さすが高級ホテルではその後の心配はなく、一通り説明してくれて、エグゼクティブフロアでご飯を出しているから早く行くとよい、と教えてもらい、彼らは退散。
こんなに安全でいいのだろうか・・・。
それでは、部屋を一挙公開!
部屋はシンプルだけど、とってもきれい!
洗面所はややマカオのリスボアチックです。
あったー
見つけた見つけた
きっとあるだろうと思ったらやっぱりあったフルーツとワイン!
フルボトル。もちろんフランス製。
もって帰りたかったけど、重いので飲みました。(一人で全部・・・)
めちゃめちゃ美味しかった!
何故か夜のドリンクセットがあったり、洗面所には大量のアメニティが・・・。
(これでも一人分です。そしてトイレットペーパーまでメリディアン仕様)
貧乏人はこれくらいでもえらく感激してしまい、ワインを飲んでいい感じになっている中、ホテルをお散歩しがてらラウンジに行きました。
プールエリアです。
一人で行くと、写真撮ってください、とお願いばかりされてしまいます・・・。
私のフロアと、プールのある4階のエレベータホール。
そしてこちらがラウンジ。
思ったより暗かったが、ビールやら食べ物がたくさんあり、ワインを飲んだばかりなので(飲みすぎで)あまりお腹が空いていなかったから、サラダやスナックとビールをいただきました。
ふっきーの希望通りいい出会いでもないかなーと思ったら、やっぱりありませんでした~
すっかり夜になったので、今日は早めに寝ないと。
トラベルデスクにタージマハルを相談し、明日は5時に起きてアグラに行って来ます!
ホテルでは豪華でも、所詮私は貧乏旅行人
それにしても、インドの時差の「3時間30分」というのがどうしても馴染めない・・・。
タージマハルまでの道~スィカンドラーまで [インド Sep2010]
2日目です。昨日はもったいなくてあまり眠れませんでしたが、5時に起床。
24時間営業のトラベルデスクに行って再度アグラまでの電車について聞いたら、昨日と同じ回答で、電車でもいけるけど土日は混むし、帰れないリスクもあるから日帰りなら車のほうがいいと。値段を聞くと日本で申し込むと安くて2万円なのが、メリディアンですらRs2400(約4500円)。入場料は別だけど。(でも日本から一度電話をして聞いた時の値段と一緒だった)
それでも政府公認のDTTDCだとRs1000くらいと考えると倍以上するけど、日本申込かその辺の怪しい旅行会社でだまされることを考慮すると格安!しかも、グループツアーでも今からの手配なら2組くらいだよ、といわれ、あっさりツアーに決定。
申込みをして、車が来るまでロビーで待つよう言われたため、ロビーのトイレに行ってみました。
わおぅ!グランドリスボアみたいな派手派手というよりは、なんてセンスのあるトイレ!
さすがフランス資本!
メリディアンはトイレだけでなくそこらじゅうにテレビがあり、常にトムとジェリーが流れていて、見ているだけでもすごく楽しかったです。
あーあ、お金持ちは常にこういう気分なのかしら・・・。
ここで一つ失敗したのが、朝ごはんを食べ損ねたこと。前の日に言ってランチボックスを作ってもらうべきだったぁ!!!(私としたことが・・・)
さて、思ったより早く車が登場し(普通のFordセダン)、マダム、車が来ました、と係員に連れて行かれ、一人乗り込み出発です。いってきます
メリディアンのスタッフはちゃんと教育を受け、うざい人はいないけど、車のドライバーはいいおっちゃんだけど、やっぱり質問攻め。英語があまり分からないのにこれだけ英語で質問しようとする姿勢は偉いです!もっとも、私が英語で答えたり、逆に質問しても半分くらい理解してもらえなかったけど・・・。
おじさんの話によると、あと2名乗るけど、アグラに連れて行くだけで、観光は一人だと言われました。おっと、プライベートツアーに早代わりだわ。ラッキー
車はClaridgesという結構いいホテルに到着すると、かわいらしい日本人の女の子2人組が乗り込んできました。アグラまで5時間弱、女の子たちと話をしていると、彼女らは私と同じ前日にデリーに来て、今からアグラに移動して2泊、ジャイプールで2泊、デリーに戻ってまた2泊して7泊9日間の旅だそうです。いいな・・・。でも1週間あったら、バラナシに行けばいいのに、とおせっかいながら思ってしまいました。
車は走るよ走るよ。
一応有料高速道路を利用しますが、基本ぜんぜん高速じゃない。
いたるところに町があり、渋滞が発生したり、車が止まれば物乞いが窓越しでおねだりをする。
おねだりをしなくても車の行く手を阻むものが、道端にごろごろいる、牛やヤギや犬やら猿やら・・・。この中にはどれだけの狂犬病がいるんだろうか・・・。
動物の死骸も普通に横たわっています。
道が悪いときはかなり揺れますが、珍しい光景に釘付けになっていたので酔ったりはしませんでした。昨日はニューデリーしか見ていないから、これがインドなんだと感慨にふける・・・。
やがてドライバーがなんちゃらモスクだと言うので写真をとってみたがよくわからず。
まあタージマハルはこんな比じゃないでしょう。
そして右の煙突から火が吹き出ているのもなんだかよく分かりません。
途中で休憩を挟み、なんとか昼前にアグラが近くなりました。
まず寄ったのがスィカンドラー。
ガイドブックにも載っていたけど、タージやアグラフォートに比べてちょっと郊外だからかあまりごみごみしていない。リスも猿もサリーお姉さんもたくさんいます。
ムガル帝国時代に隆盛期をもたらしたアクバルのために息子が立てた墓です。
私はここに入場したかったんだけど、ドライバーが写真だけというので、外観しか見られませんでした。残念~。でも、ちゃんと日本人2名にスィカンドラーのガイドをしてみました!
そしてまた車は走り出す~。
アグラ市内に入るとかなりごみごみしてきます。
もっとこういう空気を味わいたいな、と思っていると、ヤムナー河沿岸でぴくちゃーと言いながらドライバーが車を止めるので窓から外を見ると・・・
わんこです。
・・・の後ろに、ちょこんとタージマハルが~。
(見えるかな?)
わんこが移動するのを待つこと1,2分。
やっとその全貌が小さく見えました。
This is Taj Mahal!
その後、女子たちを彼女らが予約したホテルで降ろして別れ、いよいよ本当のプライベートツアーが始まります~。
24時間営業のトラベルデスクに行って再度アグラまでの電車について聞いたら、昨日と同じ回答で、電車でもいけるけど土日は混むし、帰れないリスクもあるから日帰りなら車のほうがいいと。値段を聞くと日本で申し込むと安くて2万円なのが、メリディアンですらRs2400(約4500円)。入場料は別だけど。(でも日本から一度電話をして聞いた時の値段と一緒だった)
それでも政府公認のDTTDCだとRs1000くらいと考えると倍以上するけど、日本申込かその辺の怪しい旅行会社でだまされることを考慮すると格安!しかも、グループツアーでも今からの手配なら2組くらいだよ、といわれ、あっさりツアーに決定。
申込みをして、車が来るまでロビーで待つよう言われたため、ロビーのトイレに行ってみました。
わおぅ!グランドリスボアみたいな派手派手というよりは、なんてセンスのあるトイレ!
さすがフランス資本!
メリディアンはトイレだけでなくそこらじゅうにテレビがあり、常にトムとジェリーが流れていて、見ているだけでもすごく楽しかったです。
あーあ、お金持ちは常にこういう気分なのかしら・・・。
ここで一つ失敗したのが、朝ごはんを食べ損ねたこと。前の日に言ってランチボックスを作ってもらうべきだったぁ!!!(私としたことが・・・)
さて、思ったより早く車が登場し(普通のFordセダン)、マダム、車が来ました、と係員に連れて行かれ、一人乗り込み出発です。いってきます
メリディアンのスタッフはちゃんと教育を受け、うざい人はいないけど、車のドライバーはいいおっちゃんだけど、やっぱり質問攻め。英語があまり分からないのにこれだけ英語で質問しようとする姿勢は偉いです!もっとも、私が英語で答えたり、逆に質問しても半分くらい理解してもらえなかったけど・・・。
おじさんの話によると、あと2名乗るけど、アグラに連れて行くだけで、観光は一人だと言われました。おっと、プライベートツアーに早代わりだわ。ラッキー
車はClaridgesという結構いいホテルに到着すると、かわいらしい日本人の女の子2人組が乗り込んできました。アグラまで5時間弱、女の子たちと話をしていると、彼女らは私と同じ前日にデリーに来て、今からアグラに移動して2泊、ジャイプールで2泊、デリーに戻ってまた2泊して7泊9日間の旅だそうです。いいな・・・。でも1週間あったら、バラナシに行けばいいのに、とおせっかいながら思ってしまいました。
車は走るよ走るよ。
一応有料高速道路を利用しますが、基本ぜんぜん高速じゃない。
いたるところに町があり、渋滞が発生したり、車が止まれば物乞いが窓越しでおねだりをする。
おねだりをしなくても車の行く手を阻むものが、道端にごろごろいる、牛やヤギや犬やら猿やら・・・。この中にはどれだけの狂犬病がいるんだろうか・・・。
動物の死骸も普通に横たわっています。
道が悪いときはかなり揺れますが、珍しい光景に釘付けになっていたので酔ったりはしませんでした。昨日はニューデリーしか見ていないから、これがインドなんだと感慨にふける・・・。
やがてドライバーがなんちゃらモスクだと言うので写真をとってみたがよくわからず。
まあタージマハルはこんな比じゃないでしょう。
そして右の煙突から火が吹き出ているのもなんだかよく分かりません。
途中で休憩を挟み、なんとか昼前にアグラが近くなりました。
まず寄ったのがスィカンドラー。
ガイドブックにも載っていたけど、タージやアグラフォートに比べてちょっと郊外だからかあまりごみごみしていない。リスも猿もサリーお姉さんもたくさんいます。
ムガル帝国時代に隆盛期をもたらしたアクバルのために息子が立てた墓です。
私はここに入場したかったんだけど、ドライバーが写真だけというので、外観しか見られませんでした。残念~。でも、ちゃんと日本人2名にスィカンドラーのガイドをしてみました!
そしてまた車は走り出す~。
アグラ市内に入るとかなりごみごみしてきます。
もっとこういう空気を味わいたいな、と思っていると、ヤムナー河沿岸でぴくちゃーと言いながらドライバーが車を止めるので窓から外を見ると・・・
わんこです。
・・・の後ろに、ちょこんとタージマハルが~。
(見えるかな?)
わんこが移動するのを待つこと1,2分。
やっとその全貌が小さく見えました。
This is Taj Mahal!
その後、女子たちを彼女らが予約したホテルで降ろして別れ、いよいよ本当のプライベートツアーが始まります~。
タージ・マハルにて泣く [インド Sep2010]
タージ・マハル
人類がもたらした数々の建造物の中でも最高傑作と言っても過言ではない。
いよいよ私の夢がまた叶う瞬間がやってまいりました。
タージマハルの入場料はインド考古学局に支払うRs500を入れて計Rs750(約1500円)。考古学局費用は他のアグラの観光地でも当日なら有効になるため、一度払えばその日はどこの観光地でも学局費用はかかりません。(ただし、入場料は別)
ドライバーは車待機で、到着寸前に乗ってきた英語ガイドとともに入り口へ向かいます。
(本当にプライベートツアーになったわ!)
入り口は男性・女性と別れ、男性はすごい行列になっています。
これはセキュリティチェックを受けるためで、タージマハルはありとあらゆるものが禁止となり、変なものを持ち込むと高い確率でバレます。
筆記用具もNGです。(スケッチされる可能性があるため)
ガイドが並んでいる間、先に入場した私はセキュリティとインド人をウォッチング。
ガイドが遅れてやってくると、いよいよ正門に向かいます。(かなりどきどき)
この正門もかなりの代物で、コーランが描かれていますが、下から見ても文字がちゃんと見えるよう文字の大きさを変えている趣向が素晴らしい。
そして私は正門をくぐりました。
その瞬間、美しすぎて涙が出ました。
ガイドが言うには感動して泣く人は私だけじゃないと言う。
私は滅多に泣かないけど、自然と涙がでるくらいの感動でした。
近づくと、またまた絶景。
こんなに美しくていいのだろうか・・・。
1500円の入場料をたとえ10倍取られても、それでも見る価値がある。
一枚岩の大理石に宝石がちりばめられ、いったいどうやってこれを22年7ヶ月で作ることができたのか、不思議で仕方ありません。
また、端っこのミナレット(尖塔)は2度ずつきれいに傾いており、それがまたタージを美しく見せることに多大なる貢献をしている。
いつもふざけている私ですが、ここは冗談すら思い浮かばないほどの傑作です。
タージの両横にはまったく同じ形のモスクが2つあり(用途は違う)、それもタージマハルの美しさをうまく演出していると言えます。
もう感動して感動して感動が止まらない。
どの角度から見ても、遠くからでも近くからでも美しいタージマハル。
ガイドは私があまりにも感動しているので、親切に細かく説明してくれました。
タージマハル側から正門を見てみても同様に美しいです。
さすがにタージは結構勉強してきたので詳しかったですが、ガイドからの話は知らないこともあり、やはりこういうところではちゃんとガイドをつけるのが正解、と思います。
そして、多少なりとも英語が理解できる人間でよかったとも思う。
(英語ガイドだと安上がりだから・・・)
さて、タージの中を見学し(カメラ不可)、後ろ(河川側))にでてみました。
タージマハルはムガル帝国5代目のシャー・ジャハーンが愛する妻のために作ったお墓ですが、彼は自分の没後はヤムナー河の反対側に黒大理石でタージを作り、橋で白黒のタージマハルをつなぐことを想定していたそうな。
その夢は自分の息子に幽閉されはかなくも途絶えますが、もし黒タージもここに存在していたら世の中どうなっちゃってたんだろう、と妄想にふけってみる。
一方、モスクに入ってみると、またよくガイドブックで見るタージマハルの写真スポットがありました。(こういうのも教えてくれるからガイドは便利)
う、美しい・・・・・・。
怖いくらい美しいです・・・。
一人だったので、お願いしてかなり長めに時間をとってもらい、タージマハルを隅から隅まで見学しました。ここを出るのが憚られるくらいずっと居たかった。
シャー・ジャハーンの黒タージの夢は叶わなかったが、妻と一緒にこのタージマハルで眠っている。よかったのかな・・・?まさか後世でこんなに世界中から観光客が押し寄せるとは思ってもいないだろうから、安心して二人でコーランにふけることもできないことでしょう・・・。
一方、私は何故か何人かのインド人に写真を取らせて欲しいと頼まれました。
日本人はたくさんいるけど、ガイドが言うには団体客には頼みづらいし、一人でインド人ガイドといるから頼みやすいのでは、ということだったが、かなり有名人みたく次々に写真を頼まれる。私の写真はインドのどこかの家に飾られるのかな・・・?チップは?なーんて。
最後にもう一度タージと正門を拝みました。ありがとう・・・。
本当にありがとう。
いつかまた来たいです。
人類がもたらした数々の建造物の中でも最高傑作と言っても過言ではない。
いよいよ私の夢がまた叶う瞬間がやってまいりました。
タージマハルの入場料はインド考古学局に支払うRs500を入れて計Rs750(約1500円)。考古学局費用は他のアグラの観光地でも当日なら有効になるため、一度払えばその日はどこの観光地でも学局費用はかかりません。(ただし、入場料は別)
ドライバーは車待機で、到着寸前に乗ってきた英語ガイドとともに入り口へ向かいます。
(本当にプライベートツアーになったわ!)
入り口は男性・女性と別れ、男性はすごい行列になっています。
これはセキュリティチェックを受けるためで、タージマハルはありとあらゆるものが禁止となり、変なものを持ち込むと高い確率でバレます。
筆記用具もNGです。(スケッチされる可能性があるため)
ガイドが並んでいる間、先に入場した私はセキュリティとインド人をウォッチング。
ガイドが遅れてやってくると、いよいよ正門に向かいます。(かなりどきどき)
この正門もかなりの代物で、コーランが描かれていますが、下から見ても文字がちゃんと見えるよう文字の大きさを変えている趣向が素晴らしい。
そして私は正門をくぐりました。
その瞬間、美しすぎて涙が出ました。
ガイドが言うには感動して泣く人は私だけじゃないと言う。
私は滅多に泣かないけど、自然と涙がでるくらいの感動でした。
近づくと、またまた絶景。
こんなに美しくていいのだろうか・・・。
1500円の入場料をたとえ10倍取られても、それでも見る価値がある。
一枚岩の大理石に宝石がちりばめられ、いったいどうやってこれを22年7ヶ月で作ることができたのか、不思議で仕方ありません。
また、端っこのミナレット(尖塔)は2度ずつきれいに傾いており、それがまたタージを美しく見せることに多大なる貢献をしている。
いつもふざけている私ですが、ここは冗談すら思い浮かばないほどの傑作です。
タージの両横にはまったく同じ形のモスクが2つあり(用途は違う)、それもタージマハルの美しさをうまく演出していると言えます。
もう感動して感動して感動が止まらない。
どの角度から見ても、遠くからでも近くからでも美しいタージマハル。
ガイドは私があまりにも感動しているので、親切に細かく説明してくれました。
タージマハル側から正門を見てみても同様に美しいです。
さすがにタージは結構勉強してきたので詳しかったですが、ガイドからの話は知らないこともあり、やはりこういうところではちゃんとガイドをつけるのが正解、と思います。
そして、多少なりとも英語が理解できる人間でよかったとも思う。
(英語ガイドだと安上がりだから・・・)
さて、タージの中を見学し(カメラ不可)、後ろ(河川側))にでてみました。
タージマハルはムガル帝国5代目のシャー・ジャハーンが愛する妻のために作ったお墓ですが、彼は自分の没後はヤムナー河の反対側に黒大理石でタージを作り、橋で白黒のタージマハルをつなぐことを想定していたそうな。
その夢は自分の息子に幽閉されはかなくも途絶えますが、もし黒タージもここに存在していたら世の中どうなっちゃってたんだろう、と妄想にふけってみる。
一方、モスクに入ってみると、またよくガイドブックで見るタージマハルの写真スポットがありました。(こういうのも教えてくれるからガイドは便利)
う、美しい・・・・・・。
怖いくらい美しいです・・・。
一人だったので、お願いしてかなり長めに時間をとってもらい、タージマハルを隅から隅まで見学しました。ここを出るのが憚られるくらいずっと居たかった。
シャー・ジャハーンの黒タージの夢は叶わなかったが、妻と一緒にこのタージマハルで眠っている。よかったのかな・・・?まさか後世でこんなに世界中から観光客が押し寄せるとは思ってもいないだろうから、安心して二人でコーランにふけることもできないことでしょう・・・。
一方、私は何故か何人かのインド人に写真を取らせて欲しいと頼まれました。
日本人はたくさんいるけど、ガイドが言うには団体客には頼みづらいし、一人でインド人ガイドといるから頼みやすいのでは、ということだったが、かなり有名人みたく次々に写真を頼まれる。私の写真はインドのどこかの家に飾られるのかな・・・?チップは?なーんて。
最後にもう一度タージと正門を拝みました。ありがとう・・・。
本当にありがとう。
いつかまた来たいです。
アグラフォートにてシャージャハンを偲び、そして帰途へ・・・ [インド Sep2010]
タージマハルで時間をオーバーしたので、お昼ご飯が2時くらいになってしまいました。
ランチはincludeでしたが、連れて行かれたのはタージ系ホテル(だいたいどこも5スター)のTaj Gatewayのレストランです。
ビュッシェスタイルでインドっぽくなかったけど(機内食のほうがよかったわ)ローティ(ナンのペラペラみたいなやつ)は素朴な味で飽きない。
炭水化物が好きな私はこういうのとスープがあれば、インドでしばらく生きていけるかも。
ご飯の後は、世界遺産その2としてアグラフォートへ出かけます。入場料Rs250(約500円)
アグラフォートというのは、アクバル帝が築いた城で、タージとは異なる迫力があります。
中には動物がいたり(猿がたくさん)、中庭もきれいで外からの城壁だけ見るとアルハンブラの縮小版といったところですが、実は結構大きく、75%は軍が使用して内覧できないとか。
ここもすごい観光客の人だかりでしたが、モスク地区と宮廷地区を見学。
どういう造りなのか、かなり遠いところから壁に向かって発した言葉が壁伝いに反対側までエコーします。どっかでも経験したことがあるけど、イスラム建築の粋ですね。
やがてシャー・ジャハーンが死ぬまでの7年間幽閉された「囚われの塔」へ行くと、外にはヤムナー河の先にタージマハルが見られます。何を思って生活していたのでしょうか・・・。
黒いタージを夢見ていたのかな・・・。
他にも、広い宮殿内ではところどころで外を眺められ、タージがよく見えます。
よかったです。アグラフォートも。
アクバルは妾5000名の女性を従えていたそうだが、その一人一人に家を与えていたとな。。。
すごい。1日10人会っても、1週するのに1.3年かかるというわけか・・・。
それはスペインのドン・ファンもびっくりだ。
アグラフォートから出て車を待っている間、まだイギリスに侵食されない時代のムガル時代の都と、外の現代のリクシャーたちとの対比をどう捉えればよいのか、そんなことばかり考える私。
やがて車がきたので、乗り込んで夕方前にアグラを出てデリーに帰ります。
一応お決まりのように大理石土産物屋とジュエリー屋に連れて行かれたが、別に強要もされず、ジュエリー屋のおじちゃんの息子が渋谷のハチ公近くにあるインド料理屋で6年間働いていた話で盛り上がりました。
帰りの車窓からの光景も午前中に一度見ているから結構慣れてきて、この中を歩いてみたい衝動に駆られたくらいで、ほとんどはおとなしく寝て5時間かけてホテルへ戻ってきました。
ランチはincludeでしたが、連れて行かれたのはタージ系ホテル(だいたいどこも5スター)のTaj Gatewayのレストランです。
ビュッシェスタイルでインドっぽくなかったけど(機内食のほうがよかったわ)ローティ(ナンのペラペラみたいなやつ)は素朴な味で飽きない。
炭水化物が好きな私はこういうのとスープがあれば、インドでしばらく生きていけるかも。
ご飯の後は、世界遺産その2としてアグラフォートへ出かけます。入場料Rs250(約500円)
アグラフォートというのは、アクバル帝が築いた城で、タージとは異なる迫力があります。
中には動物がいたり(猿がたくさん)、中庭もきれいで外からの城壁だけ見るとアルハンブラの縮小版といったところですが、実は結構大きく、75%は軍が使用して内覧できないとか。
ここもすごい観光客の人だかりでしたが、モスク地区と宮廷地区を見学。
どういう造りなのか、かなり遠いところから壁に向かって発した言葉が壁伝いに反対側までエコーします。どっかでも経験したことがあるけど、イスラム建築の粋ですね。
やがてシャー・ジャハーンが死ぬまでの7年間幽閉された「囚われの塔」へ行くと、外にはヤムナー河の先にタージマハルが見られます。何を思って生活していたのでしょうか・・・。
黒いタージを夢見ていたのかな・・・。
他にも、広い宮殿内ではところどころで外を眺められ、タージがよく見えます。
よかったです。アグラフォートも。
アクバルは妾5000名の女性を従えていたそうだが、その一人一人に家を与えていたとな。。。
すごい。1日10人会っても、1週するのに1.3年かかるというわけか・・・。
それはスペインのドン・ファンもびっくりだ。
アグラフォートから出て車を待っている間、まだイギリスに侵食されない時代のムガル時代の都と、外の現代のリクシャーたちとの対比をどう捉えればよいのか、そんなことばかり考える私。
やがて車がきたので、乗り込んで夕方前にアグラを出てデリーに帰ります。
一応お決まりのように大理石土産物屋とジュエリー屋に連れて行かれたが、別に強要もされず、ジュエリー屋のおじちゃんの息子が渋谷のハチ公近くにあるインド料理屋で6年間働いていた話で盛り上がりました。
帰りの車窓からの光景も午前中に一度見ているから結構慣れてきて、この中を歩いてみたい衝動に駆られたくらいで、ほとんどはおとなしく寝て5時間かけてホテルへ戻ってきました。
メリディアンからのサプライズ [インド Sep2010]
アグラからの帰り道、デリーで渋滞に巻き込まれ、ホテルに到着したのは21時前でした。
そして到着時、落ち込むほど非常に考えさせられる事件がありました・・・。
ドライバーに御礼を言って、チップを渡した。
相場はガイドが1日Rs100と書いてあるが、ドライバーには相場の倍のRs200(約400円)差し出した。そしたらドライバーのインド人はNo Tipと言って受け取らないのです。。。
果たしてこんなことがインドで起こっていいのだろうか・・・。
もしかして私は彼をoffendしてしまったのか・・・。メリディアン客だったら最低Rs500くらい渡さないといけないのかもしれないけど、彼の平均月収を考えると、拒否するほど小さい額でもない。でも、私は実は悪いことをしてしまったのかも・・・。
さんざんインド人の文句を言ったくせに、この自分の行いの何がいけなかったのだろうかと考えるとなんだかとても悲しくなってしまい、とぼとぼと部屋に戻ってきた。
そしたら、部屋にメッセージが置いてあった。
「マダム、よろしければ今晩から広いお部屋にお泊りいただけますがどうでしょう。また、夕食もご用意しています。よければフロントへお電話ください(和訳)」と・・・。
えっ?と思いながらもとりあえず電話をしてみる。
そしたら私が部屋移動を厭わなければもっといい部屋にしてくれると!
これ以上いい部屋は要らないんですけど、と思いながらもちゃっかり甘えてみる。
どうせ荷物はずた袋一つだし・・・。
マダム、次のお部屋は7階ですと言われたので、10階も下がるからだまされた!と一瞬思ったが、ドアを開けるとそこはパラダイスでした。
ええーーー?なにこれーーー!
ベッドがない。これはリビングルームだ。
ということは・・・、と部屋を探検すると、
おおー、すごい寝室が飛び出してきた。そしてバスタブもシャワールームもある。
理解に苦しむが、ものすごい部屋にUpgradeしてくれたことは確か。
ホテルの言い分は昨日は空きがなくて普通のロイヤルクラブだったが、今日は空いたので是非、とのこと。でもこれはホテルじゃなくてアメリカの足長おじさんの仕掛けに違いない。
足長おじさんには昨日無事到着したことと御礼をメールしていた。また、今日はアグラに行きますとも書いたが、そしたら今日アグラ観光中に「大丈夫か?何かあったらシアトルに電話するよう」と何度かメールをいただいていた。何回かは携帯からメールしてみたけどうまく送信できず、そのうち返事をするのを忘れしまったことを大後悔。
今日はタージマハルに感激したけど、さっきのチップ事件といい、反省が多い日です。
ホテル(というか足長おじさん)は、更にホテル内のインド料理屋を手配してくれ、私は一人で高級料理を食べました。
真っ暗でぜんぜん写真が撮れなかったんだけど(変な見栄が邪魔をし、フラッシュをたくのが恥ずかしくてできなかった・・・)、ダールカレーとチキンとワインとRoti(→)を食べました。
こんな生活をしていたらお腹を壊すわけないな。
個人的にはバザールの安い食堂を堪能したいんだけど、それは明日か明後日チャレンジしようと思って、夕食は豪華料理をたらふく食す。
そして、再度足長おじさんにメールをし、重ねて重ねて御礼をしました。
部屋は広すぎて落ち着かないです。トイレは2つもあるし・・・。
私にはこういうスタイルは正直似合わないが、新婚旅行(一人編)だと思って、つかの間のセレブもどきライフを満喫することを決意。
そして、ここまでいい思いをさせていただいているからには、明日からはせめてチップはメリディアンに見合う金額でみんなに感謝しまくろうと心に誓いました。
自分の身の丈ではなく、滞在地の身の丈に合わせるのです・・・。
デリーは予想以上に大きいので、やっぱりジャイプールは諦め、明日と最終日の明後日はデリー観光に明け暮れます。
そして到着時、落ち込むほど非常に考えさせられる事件がありました・・・。
ドライバーに御礼を言って、チップを渡した。
相場はガイドが1日Rs100と書いてあるが、ドライバーには相場の倍のRs200(約400円)差し出した。そしたらドライバーのインド人はNo Tipと言って受け取らないのです。。。
果たしてこんなことがインドで起こっていいのだろうか・・・。
もしかして私は彼をoffendしてしまったのか・・・。メリディアン客だったら最低Rs500くらい渡さないといけないのかもしれないけど、彼の平均月収を考えると、拒否するほど小さい額でもない。でも、私は実は悪いことをしてしまったのかも・・・。
さんざんインド人の文句を言ったくせに、この自分の行いの何がいけなかったのだろうかと考えるとなんだかとても悲しくなってしまい、とぼとぼと部屋に戻ってきた。
そしたら、部屋にメッセージが置いてあった。
「マダム、よろしければ今晩から広いお部屋にお泊りいただけますがどうでしょう。また、夕食もご用意しています。よければフロントへお電話ください(和訳)」と・・・。
えっ?と思いながらもとりあえず電話をしてみる。
そしたら私が部屋移動を厭わなければもっといい部屋にしてくれると!
これ以上いい部屋は要らないんですけど、と思いながらもちゃっかり甘えてみる。
どうせ荷物はずた袋一つだし・・・。
マダム、次のお部屋は7階ですと言われたので、10階も下がるからだまされた!と一瞬思ったが、ドアを開けるとそこはパラダイスでした。
ええーーー?なにこれーーー!
ベッドがない。これはリビングルームだ。
ということは・・・、と部屋を探検すると、
おおー、すごい寝室が飛び出してきた。そしてバスタブもシャワールームもある。
理解に苦しむが、ものすごい部屋にUpgradeしてくれたことは確か。
ホテルの言い分は昨日は空きがなくて普通のロイヤルクラブだったが、今日は空いたので是非、とのこと。でもこれはホテルじゃなくてアメリカの足長おじさんの仕掛けに違いない。
足長おじさんには昨日無事到着したことと御礼をメールしていた。また、今日はアグラに行きますとも書いたが、そしたら今日アグラ観光中に「大丈夫か?何かあったらシアトルに電話するよう」と何度かメールをいただいていた。何回かは携帯からメールしてみたけどうまく送信できず、そのうち返事をするのを忘れしまったことを大後悔。
今日はタージマハルに感激したけど、さっきのチップ事件といい、反省が多い日です。
ホテル(というか足長おじさん)は、更にホテル内のインド料理屋を手配してくれ、私は一人で高級料理を食べました。
真っ暗でぜんぜん写真が撮れなかったんだけど(変な見栄が邪魔をし、フラッシュをたくのが恥ずかしくてできなかった・・・)、ダールカレーとチキンとワインとRoti(→)を食べました。
こんな生活をしていたらお腹を壊すわけないな。
個人的にはバザールの安い食堂を堪能したいんだけど、それは明日か明後日チャレンジしようと思って、夕食は豪華料理をたらふく食す。
そして、再度足長おじさんにメールをし、重ねて重ねて御礼をしました。
部屋は広すぎて落ち着かないです。トイレは2つもあるし・・・。
私にはこういうスタイルは正直似合わないが、新婚旅行(一人編)だと思って、つかの間のセレブもどきライフを満喫することを決意。
そして、ここまでいい思いをさせていただいているからには、明日からはせめてチップはメリディアンに見合う金額でみんなに感謝しまくろうと心に誓いました。
自分の身の丈ではなく、滞在地の身の丈に合わせるのです・・・。
デリーは予想以上に大きいので、やっぱりジャイプールは諦め、明日と最終日の明後日はデリー観光に明け暮れます。
インド人に疲れるニューデリー散策 [インド Sep2010]
起きてみると、改めていいところに泊まっていることを実感。
Execラウンジで朝食を食べました。
さて、インドへ来て3日目だけど、まともに自分の足で町を歩いていないため、3日目の今日はまずはニューデリーの中心地コンノートプレイスまで歩いていくことにしました。その距離2キロくらい。
メリディアンが目立つので、きっと戻ってこれるでしょう!
天気もいいのでお散歩にはちょうどいいけど、ホテルを一歩外にでると、そこは別世界。
Rs200もちらつかせたら街中のインド人がわんさか寄ってきそう。
実は最初は地下鉄に乗ろうとメリディアンの人に道を聞いたが、5分の距離でも案の定迷子になり、諦めてコンノートプレイスまでの徒歩を決意したのが真実です・・・。
現に、100人以上のインド人に声をかけられました。(途中まで真剣に数えた)
歩いていても、声をかけられないインド人の数の方が圧倒的に少ない。
昨日の反省から今日は明るく楽しく奮発してインド人と向き合う決心をしたのに、開始5分でインド人に疲れ、昨日の決意はホテル内だけで果たそうと発想の転換を余儀なくされました。
それにしてもインド人たちはみんな何をしているんだろう。
とにかく人が寄ってくる。リクシャーワーラーはともかく、普通の通行人も。
そして全員が全員どこに行くのか聞いてきて、返事をしてもしなくてもデタラメばかりを言う。
そっちは道路がクローズされている。
僕は政府観光局の人間だ。
ジャンタルマルタルは今日は閉まっている。
コンノートプレイスはそっちじゃない。あっちだ。
駅には今日は電車は来ない。
DTTDCに連れて行ってあげる。こっちだ。 などなど・・・。
似た質問でもアジアでの体験と違うことは、通常はフィリピン人と言われるが、今回は圧倒的にネパール人(又はシンガポール人)に見られるってこと。さすがインドだ。
彼らのデタラメの真偽を見分けるために、時々明らかに自分が方向を分かっている(はず)の方面に行くと相手に示してみても、必ずそれはあっちだと全然関係のない方向を指される。
どうしてだろう・・・。多くの人はきっと悪気はないんでしょうが。
とにかく苦しいほど声をかけられて囲まれる・・・。
そんな中、コンノートプレイスに到着。2,3年前はここでテロがあって数十人が命を落としている。ニューデリーの中心地と言っても、華やかな世界ではなくUnder Constructionだらけ。
コンノートプレイスは円形の公園を中心に10個以上のブロックが放射状に広がるエリア。
中心の公園を見てみようとしたら、中には入れませんでした。
そしてぐるぐると円形のブロックを一つずつ潰してみる。
あわせて、おかーさんリクエストのHimarayaの商品を買おうとお散歩を続ける。
足場が悪い場所もかなり多く、よく躓いた。
膝を打たなかったことだけが奇跡かもしれない。
インド人に疲れながらもお土産を買ったりして、迷子になりつつ(といってもジャンバト通りをまっすぐ行くだけなんだけどー)、屋台でサモサを食べて、4時間後にホテルに一度戻ってきた。
本当はもっと写真を撮りたかったんだけど、とにかく地図を見たりカメラを取り出すとものすごい勢いでインド人に囲まれるのでできなかったのです・・・。
ちなみに、この辺では何故か全然日本人に会わなかった。
何度もめげそうになったけど、オールドデリーに行ったらきっとこんな比じゃないよなー。
ふうー、ただいまー、メリディアン。
疲れたましたさ。
悪路でほこりまみれになったので、一度シャワーを浴びて身体をきれいにし、午後のオールドデリーに向けて再度出発しました。
雨に打たれるオールドデリー散策 [インド Sep2010]
インドは今、モンスーンの時期、つまりは雨季です。
といっても1日中雨が降ることはなく、短時間のゲリラ豪雨が毎日のようにある程度。
恵みの雨でしょうが、水はけが悪くすぐ渋滞につながる。
午前中はあんなに天気がよかったのに、ホテルを再度出る頃には豪雨!
オールドデリーまではかなり距離があるので、タクシーを捕まえて行きました。
結局今回何回かタクシーに乗ったけど、案の定メータータクシーは1つも捕まえられず、ホテル近くから乗るとめちゃ高い。(といってもしれてるけど・・・)
今日は大盤振る舞いで騙されても奮発する覚悟だったので、一応トラブルを避けるために交渉はしてもRs50~Rs100(100円~200円)で落札をし、目的地に急ぐことを優先した。
運転手としゃべったり観光客じゃなくてビジネスマンのふりをし、こちらから多少気前のいいところを見せた結果、へんなところに連れて行かれたり膨大にぼられることはなかった。降りるときのトラブルも一回もなし。
まずオールドデリーで絶対に行かなければならないのが、デリーに3つある世界遺産の一つであるレッドフォート。
すごい雨!なのは我慢しても、ここで大失敗が~!!月曜日はレッドフォートがクローズ。
こういう大事なことに限って誰も教えてくれない・・・。
まあ明日もこればいいさと思いつつ、外観だけ見て次にジャマー・マスジットへ移動します。
雨とインド人の取り囲みを防ぐためにあまり写真は撮れなかったけど、なんとなくオールドデリーは私に合っている気がする。
そしてジャマー・マスジットはイスラム教モスクでいろんな都市に存在するけど、ここはインド最大の規模を誇ります。
かなり敬虔な場所のため、土足厳禁で、膝下パンツをはいていても被せ物を渡されます。
Rs200払って正門をくぐるとそこはムスリムの世界。
私はイスラム教徒じゃないが、ヒンドゥ教よりイスラム教の方が関心が高い。
ここはなぜ世界遺産に登録されないんだろうと思うくらいジャマー・マスジットは幽玄を放っている。インド人がしつこくついてきた勝手にあれこれジェスチャーで説明をしてきたけど、今日は喜捨と思っていいなりになってみたら、チップでRs500も請求された。でもいいんです。それくらいの覚悟はしていたし、いい思いをしたから。(さすがにRs500は払わなかったけど)
雨は止まず、メインバザールに行くのは断念し(明日にしようとした)、オールドデリーの喧騒を垣間見つつ、povertyを考えながら日が暮れる頃再度ホテルに戻りました。
オールドデリーは明日午後もう一度行くつもりでホテルに戻ったものの、またしてもメリディアンは私にサプライズをくれました。
まず、夕食に昨日日本人女子達が乗ってきたClaridgesホテルのスペイン料理屋を手配してあると。インドへ来てなぜスペイン料理?と思う暇もなく、セビリヤに駐在していた足長おじさんのコンプリメンタリーだとすぐ分かった。
あと2つ驚きがあり、1つは今宿泊している部屋が明日の夜のフライトまで確保されていること、そしてもう一つは明日午後1時半にゲストが来るからロビーに来て欲しいという伝言。
もしや足長おじさん?と思いつつ、楽しみは取っておき、スペイン料理を振舞いました。
この雰囲気はとてもここがニューデリーとは思えない。
ハイヤーを待たせつつ、一人ワインとパエリヤとタパスを堪能。
これぞまさに新婚旅行(お一人様編)であります。
仕事のことも顧みず、数日間お姫様気分に浸るのも許されるかな・・・。
といっても1日中雨が降ることはなく、短時間のゲリラ豪雨が毎日のようにある程度。
恵みの雨でしょうが、水はけが悪くすぐ渋滞につながる。
午前中はあんなに天気がよかったのに、ホテルを再度出る頃には豪雨!
オールドデリーまではかなり距離があるので、タクシーを捕まえて行きました。
結局今回何回かタクシーに乗ったけど、案の定メータータクシーは1つも捕まえられず、ホテル近くから乗るとめちゃ高い。(といってもしれてるけど・・・)
今日は大盤振る舞いで騙されても奮発する覚悟だったので、一応トラブルを避けるために交渉はしてもRs50~Rs100(100円~200円)で落札をし、目的地に急ぐことを優先した。
運転手としゃべったり観光客じゃなくてビジネスマンのふりをし、こちらから多少気前のいいところを見せた結果、へんなところに連れて行かれたり膨大にぼられることはなかった。降りるときのトラブルも一回もなし。
まずオールドデリーで絶対に行かなければならないのが、デリーに3つある世界遺産の一つであるレッドフォート。
すごい雨!なのは我慢しても、ここで大失敗が~!!月曜日はレッドフォートがクローズ。
こういう大事なことに限って誰も教えてくれない・・・。
まあ明日もこればいいさと思いつつ、外観だけ見て次にジャマー・マスジットへ移動します。
雨とインド人の取り囲みを防ぐためにあまり写真は撮れなかったけど、なんとなくオールドデリーは私に合っている気がする。
そしてジャマー・マスジットはイスラム教モスクでいろんな都市に存在するけど、ここはインド最大の規模を誇ります。
かなり敬虔な場所のため、土足厳禁で、膝下パンツをはいていても被せ物を渡されます。
Rs200払って正門をくぐるとそこはムスリムの世界。
私はイスラム教徒じゃないが、ヒンドゥ教よりイスラム教の方が関心が高い。
ここはなぜ世界遺産に登録されないんだろうと思うくらいジャマー・マスジットは幽玄を放っている。インド人がしつこくついてきた勝手にあれこれジェスチャーで説明をしてきたけど、今日は喜捨と思っていいなりになってみたら、チップでRs500も請求された。でもいいんです。それくらいの覚悟はしていたし、いい思いをしたから。(さすがにRs500は払わなかったけど)
雨は止まず、メインバザールに行くのは断念し(明日にしようとした)、オールドデリーの喧騒を垣間見つつ、povertyを考えながら日が暮れる頃再度ホテルに戻りました。
オールドデリーは明日午後もう一度行くつもりでホテルに戻ったものの、またしてもメリディアンは私にサプライズをくれました。
まず、夕食に昨日日本人女子達が乗ってきたClaridgesホテルのスペイン料理屋を手配してあると。インドへ来てなぜスペイン料理?と思う暇もなく、セビリヤに駐在していた足長おじさんのコンプリメンタリーだとすぐ分かった。
あと2つ驚きがあり、1つは今宿泊している部屋が明日の夜のフライトまで確保されていること、そしてもう一つは明日午後1時半にゲストが来るからロビーに来て欲しいという伝言。
もしや足長おじさん?と思いつつ、楽しみは取っておき、スペイン料理を振舞いました。
この雰囲気はとてもここがニューデリーとは思えない。
ハイヤーを待たせつつ、一人ワインとパエリヤとタパスを堪能。
これぞまさに新婚旅行(お一人様編)であります。
仕事のことも顧みず、数日間お姫様気分に浸るのも許されるかな・・・。
目的達成のため、残り2つの世界遺産観光 [インド Sep2010]
最終日。私は今日の21時のフライトでもう帰国。
あっという間だったな・・・。あと最低2日はほしかった・・・。
欲を言えば、あと3日あればバラナシとジャイプールにも行けたことでしょう・・・。
旅行前に立てた目標の世界遺産5つ制覇にはあと2つ残っている。
デリーには3つの世界遺産があり、残り2つを回るため、朝食後半日観光を申し込んだ。
申し込んだのは「ニューデリー半日観光」でたったのRs500(約1000円)
DTTDCの団体ツアーだとその半額くらいだが、金に糸目をつけている場合じゃないのと、トラベルデスクへ直前駆け込みだったため、結局チャーター系となり、お客さんは同じメリディアン宿泊客のフランス人のマダムだけ。セダンカーでほぼプライベートツアー。幸運だ。
そのマダム(60歳くらい)ヴェロニカさんと話をしていると、ご主人が造船業の会社のディレクターで、ムンバイに1年強住んでいるが、今回は仕事の都合で一緒にデリーに来たけど、暇なのでツアーに参加してみたと。フランス人とは思えないほど英語が堪能で、明るい方です。
ヴェロニカさんが車中で、「それにしてもデリーは平和だ」と言っていたのが非常に印象に残っている。ムンバイはもっともっとごみごみしていて安らぐ場所がないらしい・・・。
そしてヴェロニカさんはあと3年はムンバイに住むそうな・・・。
というわけで、ヴェロニカさんと私と運転手と途中で乗り込んだ英語ガイド(自称各国政府ご用達)の4人で出かけます。
まず最初に訪れたのが、ラクシュミー・ナーランダー寺院
20世紀建立の新しいヒンドゥ教寺院。
ガイドが敬虔なヒンドゥー教徒だったので、説明も一生懸命やってくれるが、同時にお祈りも一生懸命。
ヒンドゥ教はもっと勉強しないとなかなか理解に発展しないことを私は悟った。
次に車は大統領官邸に向かいます。
私は到着した日にメリディアンの運転手が案内してくれたのでfamiliarだったけど、ガイドがいると細かく説明してくれるので、それは大変ありがたい。
お次は大統領官邸からまっすぐ3キロくらいのところにあるインド門。イギリス製の街とは言え、こういうところはとてもフランスチックに感じる。
さて、残るは問題の世界遺産であります。
こちらがフマユーン廟(入場料Rs250 (約500円))
タージマハルのように、正門をくぐると廟がどどーんと登場。
タージまではいかなくても美しいです。
もっとも、ガイドが言うには、タージマハルはこのフマユーン廟をある意味モデルとして建築されたから、ここはタージの原型とも言えるとのこと。
本日はこれまで全然日本人に合わなかったけど、フマユーン廟までくるとさすがにHISとかJTBから来た日本人団体に遭遇します。私はヴェロニカさんと二人っきりでよかったわ。
フマユーン廟はその名の通りフマユーンさんのお墓ですが、棺があっても、実際の亡骸は棺の中ではなく、棺直下のかなり深い階層にいるそうです。
そして、フマユーンは一人で真ん中を陣とっていますが、妻達や子供達はそえぞれ別の部屋に並んでいたりと、なかなか趣き深い光景。
そして最後はデリーから15キロくらい離れたクトゥブ・ミナール(入場料Rs250)
もともとヒンドゥー寺院の場所ですがイスラム勢力により破壊され、その材料でインド初のモスクを建てたところ。クトゥブミナールは礼拝を呼びかけるための塔。高さ72.5m。現在は塔に登ることはできません。(人が落ちる事故が何回かあったためNGとなった)。以前は高さ100mあったのですが、飛行機事故により現在の高さになったそうです。だから飛行機からも見えたりするらしい。コーランを図案化したものが壁面に刻まれています。
というわけで、1000円のツアーをヴェロニカさんと堪能し、ちょうど13:30くらいにホテルに戻り、昨日の夜のメッセージである、「13:30にゲストが来るのでフロントで」という伝言になんとか間に合いました。ゲストとはもしや・・・・・?
あっという間だったな・・・。あと最低2日はほしかった・・・。
欲を言えば、あと3日あればバラナシとジャイプールにも行けたことでしょう・・・。
旅行前に立てた目標の世界遺産5つ制覇にはあと2つ残っている。
デリーには3つの世界遺産があり、残り2つを回るため、朝食後半日観光を申し込んだ。
申し込んだのは「ニューデリー半日観光」でたったのRs500(約1000円)
DTTDCの団体ツアーだとその半額くらいだが、金に糸目をつけている場合じゃないのと、トラベルデスクへ直前駆け込みだったため、結局チャーター系となり、お客さんは同じメリディアン宿泊客のフランス人のマダムだけ。セダンカーでほぼプライベートツアー。幸運だ。
そのマダム(60歳くらい)ヴェロニカさんと話をしていると、ご主人が造船業の会社のディレクターで、ムンバイに1年強住んでいるが、今回は仕事の都合で一緒にデリーに来たけど、暇なのでツアーに参加してみたと。フランス人とは思えないほど英語が堪能で、明るい方です。
ヴェロニカさんが車中で、「それにしてもデリーは平和だ」と言っていたのが非常に印象に残っている。ムンバイはもっともっとごみごみしていて安らぐ場所がないらしい・・・。
そしてヴェロニカさんはあと3年はムンバイに住むそうな・・・。
というわけで、ヴェロニカさんと私と運転手と途中で乗り込んだ英語ガイド(自称各国政府ご用達)の4人で出かけます。
まず最初に訪れたのが、ラクシュミー・ナーランダー寺院
20世紀建立の新しいヒンドゥ教寺院。
ガイドが敬虔なヒンドゥー教徒だったので、説明も一生懸命やってくれるが、同時にお祈りも一生懸命。
ヒンドゥ教はもっと勉強しないとなかなか理解に発展しないことを私は悟った。
次に車は大統領官邸に向かいます。
私は到着した日にメリディアンの運転手が案内してくれたのでfamiliarだったけど、ガイドがいると細かく説明してくれるので、それは大変ありがたい。
お次は大統領官邸からまっすぐ3キロくらいのところにあるインド門。イギリス製の街とは言え、こういうところはとてもフランスチックに感じる。
さて、残るは問題の世界遺産であります。
こちらがフマユーン廟(入場料Rs250 (約500円))
タージマハルのように、正門をくぐると廟がどどーんと登場。
タージまではいかなくても美しいです。
もっとも、ガイドが言うには、タージマハルはこのフマユーン廟をある意味モデルとして建築されたから、ここはタージの原型とも言えるとのこと。
本日はこれまで全然日本人に合わなかったけど、フマユーン廟までくるとさすがにHISとかJTBから来た日本人団体に遭遇します。私はヴェロニカさんと二人っきりでよかったわ。
フマユーン廟はその名の通りフマユーンさんのお墓ですが、棺があっても、実際の亡骸は棺の中ではなく、棺直下のかなり深い階層にいるそうです。
そして、フマユーンは一人で真ん中を陣とっていますが、妻達や子供達はそえぞれ別の部屋に並んでいたりと、なかなか趣き深い光景。
そして最後はデリーから15キロくらい離れたクトゥブ・ミナール(入場料Rs250)
もともとヒンドゥー寺院の場所ですがイスラム勢力により破壊され、その材料でインド初のモスクを建てたところ。クトゥブミナールは礼拝を呼びかけるための塔。高さ72.5m。現在は塔に登ることはできません。(人が落ちる事故が何回かあったためNGとなった)。以前は高さ100mあったのですが、飛行機事故により現在の高さになったそうです。だから飛行機からも見えたりするらしい。コーランを図案化したものが壁面に刻まれています。
というわけで、1000円のツアーをヴェロニカさんと堪能し、ちょうど13:30くらいにホテルに戻り、昨日の夜のメッセージである、「13:30にゲストが来るのでフロントで」という伝言になんとか間に合いました。ゲストとはもしや・・・・・?
デリー最終章 最後のサプライズ [インド Sep2010]
午後も観光を続けるヴェロニカさんとお別れし、メリディアンに戻ると、そこにいたのは・・・
昨晩のメモでなんとなく想像した通り、やはりアメリカの足長おじさんでした!!!
(うそみたいだわ・・・)
足長おじさんというのは、私が以前憧れていたBさんです。恋愛とかそういう類ではありませんが、去年の夏に日本駐在を終える際ごんぎつねの童話をあげた人。
最後のサプライズは、この3日間メリディアンからのおもてなしと称し私に一人新婚旅行気分をもたらしてくれた仕掛け超本人の登場。
Oh, my goodness!
Bさんがいなかったら、私は安宿で貧乏旅行に明け暮れたことでしょう。
久しぶりの再会で話のネタは尽きないのですが、Bさんは予約したTaj Palace Hotel内にあるMasala Artというレストランに連れて行ってくれました。
Taj Palace Hotelは今回も何回か登場したタージ系ホテルで、ここはその中でも最高級。
デリー随一の高級ホテルで宿泊代もメリディアンより断然高い。
でも私はメリディアンでよかったと思います。
(なにせここは場所が悪すぎ)
それはさておき、このMasala Artはインド料理屋ですが、日本で言うと高級鉄板焼屋風で、目の前で料理を作ってくれます。
これはスープを作っているところ。
日本でも滅多に味わえないこの接待振り。
途中でホテルの支配人が挨拶に来たので、Bさんは実はアメリカ人じゃなくてアラブの石油王ではないか、と疑ってしまうほどでした。
こちらはRoti調理光景。だんだん膨らんでいく~。
メインディッシュは数品も頼みましたが、食べきれない量。
お腹はいっぱいなのに、更にガーリックナンを追加し、せっかくだから一口でも、とインドのよく分からないデザートも頼んでくれ、お腹がはちきれんばかり食べました・・・。
最後にBさんが口直しのインドのしきたりを是非、とレストランに頼んでくれ、こんなものを経験。日本で例えると、焼肉屋で会計時にガムやミントをもらうような感じ。
ミントではないけど、美味しいし、確かに口直しになる。
その後もBさんとあーでもないこーでもないと、インド旅はおろか、管総理続投や、インド・日本経済、Bさんのお子さんの教育話等話が膨らみ、結局私が昨日誓ったオールドデリーへは戻ることができず・・・。そして去年日本で最後に会ったときは私は無職だったが、会社員に戻ったこと以外はよい報告(彼氏ができたとか)が私サイドからはできなかったのが残念・・・。
あっという間に19時の空港へ向かう時間になっちゃいました。
数時間の再会でしたが、Bさん本当にありがとう!とお別れし、私は送迎車で空港に・・・。
BさんによるとBさんと知り合って4年半らしい。また世界のどこかで再会するかもしれないし、もう一生会うこともないかもしれない。でも、私の今回の一人インド旅が予想外の結果に終わったのは何もかもBさんのご好意。想定と違いすぎてちょっと混乱したし、高級ホテルだけでなく高級料理ばかりでインド魂をオールドデリーで感じる機会も損失したが、こんな経験はこの後きっと一生ないだろうと思うと、普段旅行中に自分に与えるご褒美とは乖離極まりない思い出をくれたBさんに感謝してもしきれません。
と、車の中で浸っていると、道路は大渋滞・・・。
空港に着いたのはなんと出発50分前でした。私は走る。走る。とにかく走る!
ガンディ空港の今年できた新品Terminal3であっても、カウンターは誰も並ばずぐちゃぐちゃの状態で、係員も適当。
しかもその人だかりは成田行きじゃなくて大概1時間後に出発するDubai行きの乗客たち。(成田行きはみんなとっくにチェックインしている)
こっちは時間がないため(しかも実はリコンファーム必須といわれたのに怠った手前もあって)無理矢理なんとかしてよーと横入りをしても、全然取り扱ってくれない。
もうーーーーーーーー
インド人に紛れながら粘って粘ってなんとかチェックインしてもらい、走って出国手続きをしてGateに向かおうとすると、今度は飛行機が1時間Delayとのこと・・・。もう~っ
新しいターミナルなだけあって、空港内はきれいでフードコートも充実。お祈りルームももちろん充実しているけどね・・・。
結局1時間半くらい遅れました。
最後は焦ったけど、とにかく飛行機に乗れたことだけで安堵。
比較的新しいBoeing777の機体で、ほぼ満席だったが私の隣は何故か空いていてラッキー。
更に、最初のドリンクサービスでビールくださいと言ってみたら、行きは3分後にお代わりがでてきたのに、帰りは最初から2本くれました。
Air Indiaってそういう風習があるんだ~!
次にインドにくるときは、(いつになるのかは分からないけど)ムンバイから入って、エローラとアジャンターの石窟を訪ねたいなと思います。
Bさんに重ねて感謝の意を込めて・・・
(おしまい)
昨晩のメモでなんとなく想像した通り、やはりアメリカの足長おじさんでした!!!
(うそみたいだわ・・・)
足長おじさんというのは、私が以前憧れていたBさんです。恋愛とかそういう類ではありませんが、去年の夏に日本駐在を終える際ごんぎつねの童話をあげた人。
最後のサプライズは、この3日間メリディアンからのおもてなしと称し私に一人新婚旅行気分をもたらしてくれた仕掛け超本人の登場。
Oh, my goodness!
Bさんがいなかったら、私は安宿で貧乏旅行に明け暮れたことでしょう。
久しぶりの再会で話のネタは尽きないのですが、Bさんは予約したTaj Palace Hotel内にあるMasala Artというレストランに連れて行ってくれました。
Taj Palace Hotelは今回も何回か登場したタージ系ホテルで、ここはその中でも最高級。
デリー随一の高級ホテルで宿泊代もメリディアンより断然高い。
でも私はメリディアンでよかったと思います。
(なにせここは場所が悪すぎ)
それはさておき、このMasala Artはインド料理屋ですが、日本で言うと高級鉄板焼屋風で、目の前で料理を作ってくれます。
これはスープを作っているところ。
日本でも滅多に味わえないこの接待振り。
途中でホテルの支配人が挨拶に来たので、Bさんは実はアメリカ人じゃなくてアラブの石油王ではないか、と疑ってしまうほどでした。
こちらはRoti調理光景。だんだん膨らんでいく~。
メインディッシュは数品も頼みましたが、食べきれない量。
お腹はいっぱいなのに、更にガーリックナンを追加し、せっかくだから一口でも、とインドのよく分からないデザートも頼んでくれ、お腹がはちきれんばかり食べました・・・。
最後にBさんが口直しのインドのしきたりを是非、とレストランに頼んでくれ、こんなものを経験。日本で例えると、焼肉屋で会計時にガムやミントをもらうような感じ。
ミントではないけど、美味しいし、確かに口直しになる。
その後もBさんとあーでもないこーでもないと、インド旅はおろか、管総理続投や、インド・日本経済、Bさんのお子さんの教育話等話が膨らみ、結局私が昨日誓ったオールドデリーへは戻ることができず・・・。そして去年日本で最後に会ったときは私は無職だったが、会社員に戻ったこと以外はよい報告(彼氏ができたとか)が私サイドからはできなかったのが残念・・・。
あっという間に19時の空港へ向かう時間になっちゃいました。
数時間の再会でしたが、Bさん本当にありがとう!とお別れし、私は送迎車で空港に・・・。
BさんによるとBさんと知り合って4年半らしい。また世界のどこかで再会するかもしれないし、もう一生会うこともないかもしれない。でも、私の今回の一人インド旅が予想外の結果に終わったのは何もかもBさんのご好意。想定と違いすぎてちょっと混乱したし、高級ホテルだけでなく高級料理ばかりでインド魂をオールドデリーで感じる機会も損失したが、こんな経験はこの後きっと一生ないだろうと思うと、普段旅行中に自分に与えるご褒美とは乖離極まりない思い出をくれたBさんに感謝してもしきれません。
と、車の中で浸っていると、道路は大渋滞・・・。
空港に着いたのはなんと出発50分前でした。私は走る。走る。とにかく走る!
ガンディ空港の今年できた新品Terminal3であっても、カウンターは誰も並ばずぐちゃぐちゃの状態で、係員も適当。
しかもその人だかりは成田行きじゃなくて大概1時間後に出発するDubai行きの乗客たち。(成田行きはみんなとっくにチェックインしている)
こっちは時間がないため(しかも実はリコンファーム必須といわれたのに怠った手前もあって)無理矢理なんとかしてよーと横入りをしても、全然取り扱ってくれない。
もうーーーーーーーー
インド人に紛れながら粘って粘ってなんとかチェックインしてもらい、走って出国手続きをしてGateに向かおうとすると、今度は飛行機が1時間Delayとのこと・・・。もう~っ
新しいターミナルなだけあって、空港内はきれいでフードコートも充実。お祈りルームももちろん充実しているけどね・・・。
結局1時間半くらい遅れました。
最後は焦ったけど、とにかく飛行機に乗れたことだけで安堵。
比較的新しいBoeing777の機体で、ほぼ満席だったが私の隣は何故か空いていてラッキー。
更に、最初のドリンクサービスでビールくださいと言ってみたら、行きは3分後にお代わりがでてきたのに、帰りは最初から2本くれました。
Air Indiaってそういう風習があるんだ~!
次にインドにくるときは、(いつになるのかは分からないけど)ムンバイから入って、エローラとアジャンターの石窟を訪ねたいなと思います。
Bさんに重ねて感謝の意を込めて・・・
(おしまい)