アメリカ旅行プロローグ

さて、無職になり早２ヵ月半（正式には１ヵ月半）、既に海外旅行３回。
うち、アメリカ２回。なんだか面白味がない・・・。まあ２回目は想定外だったけど。
その想定外とは、元会社先輩が同じく会社を辞め彼と１年くらい中南米を旅することになり、ベガスから入るから一緒にどう？と誘われた（いや、厳密に言うと私が一緒に行くと言い出した）、これがきっかけ。

今回はその２回目の旅行を振り返ろうと思います。
合計１２日間でサンフランシスコとラスベガスと国立公園巡り。

飛行機代は格安航空券でシスコ往復16500円！や、やすい！貧乏な私にはもってこい！
なお、SFO－LAS　domestic はマイルを使ってたった560円。
もっとも、サーチャージが高いから結局全部でと55000円くらい払ったけどそれでも安い！
さて、どんな旅になるのかな～と夢を膨らませ、財布の中は貧弱なまま成田に向かいました。

アメリカ１日目 サンフランシスコまでのフライト

貧乏さんは一番安い京成特急で成田に向かう。１０００円
飛行機はいつもついていないが、定刻出発だけでホッ。さて、今回のお隣さんはどんな人だろう。

無口な日本人のおじさんだ。
それは助かる！
無垢な私はそれから８時間そのおじさんに苦しめられるとは想像だにしていなかった。

離陸後しばらくし、ご飯タイム。ＮＷの乗務員はとにかく怖い。後ろの列まではチキンしかないと言い張っていたのに、私の列に来て突然ビーフのみとなった。なんじゃこりゃ・・・
後ろの中国人はよほどお腹がすいているのか、チキンでもいいから二つくれと粘るも、最後には乗務員に黙れ！と言われる始末。やっぱり怖い・・・。おじさんも負けじとその後も通りかかる乗務員を見つけてはおかわりをせがんだが、一度も成功せず。そんなに空腹なのか？

一方、隣の日本人の無口のおじさんは英語が全く話せないみたいでかわいそうになり、飲み物どうしますかと日本語で聞いてあげたら、「＃＄％””＃＄％％＆！」
いやん、中国の方だったのね。そりゃ失礼。

言語が通じないのでそれ以上話さなかったが、その無口な中国人、実は全然おとなしくなかった。チキン二つ所望する後ろのおじさんの友達だったことが食後判明し、後ろを向いておじさんと大声で話し始める。うるさくて映画も見られない。（乗務員ですら何度か注意に来たくらいうるさかった～）お喋りは5時間は及んだだろう。

後ろのお友達の隣は空いていたので、隣に引越しなよ～！と呟いたり、わざと耳をふさいだりしたけど効果なし。
もう寝るしかない・・・
うるさくて寝られない・・・
そんな格闘を続けること２、３時間。最終的に一瞬記憶がなくなった・・・。

幸せは永続しないのが世の常。
身体が揺さぶられるのを感じ、目を覚ますとおじさんが私を揺すっている。ジェスチャーで目の周りにわっかをつくったり下を指差したりしている。なんだ？何をしてほしいのだ？？

メ・ガ・ネ
そう、おじさんは私に落としためがねを探してほしかったのです・・・。ちょっとぉ！そんなことで今起さないでよ～後でいいじゃん～！でも哀しいかなＮＯといえない日本人。私ははいつくばっておじさんのメガネを探しました。
「はい、おじさん、あったよ・・・よかったね・・・」

それからもおじさん二人のお喋りは耐えることなく、結局眠れずＳＦＯに到着・・・。
現地は朝。眠いな・・・。

アメリカ１日目 シスコでのスゴイ再会？？

いやー、ついたついた！
おじさんから開放された～！！

久しぶり～、サンフランシスコ！いや、実は全然久しぶりじゃない。２ヶ月前にきたばっか。
シスコなら任せて！とばかり、私は偉そうにＢＡＲＴ駅に向かう。（一人なのに威張り気味）ちょろいもんよ、＄５．１５よね、POWELLまで。
ところが、ＢＡＲＴ値上がり！
＄５．３５
がーーーーーん！
たった２ヶ月で２０セントも・・・。
そりゃ地球の○き方の編集も大変だろうな、と思いつつ、電車に乗る。
３０分だけど爆睡。

POWELLについて、ネットで予約したUnion Square Plazaホテルへ。
いくら貧乏でも今回はドミトリーはやめ、あと治安が最悪な地域（テンダーロイン）もできるだけ避けて安く探そうと、実はこのホテル、ひまな私は丸１週間くらい調査をして予約したとこ。その間何度ホテルに交渉したことか。それでも１泊５５ドルだけど。

朝ついたがフロントのおじさんは快く部屋に入れてくれた。オフシーズンって最高！

さて、何をしよう。
とにかく眠い。

寝た。

起きたら夕方になっちゃった・・・。

とりあえず、見慣れたユニオンスクエア近辺をぶらぶらする。
そして夜、大好きなカストロへ。
ゲイの町。
そう、だから女性には逆にとっても安全なんです！この日は金曜だからゲイたちもノリノリ。

（↑こういう怪しいゲイ専門店がたくさんある）

そしていい感じでホテルに戻ると、フロントで日本人男性がフロントおじさんと英語で話している。
あれ？どっかでみた顔。
いや、まさか。私の知人なら英語は話せない。
ま、いいや、と私はそのまま部屋に帰る。
ところがその人がやはり知人と判明するのは翌日のことだった。

アメリカ２日目 ヨセミテへの道は遠い・・・

フロントで見かけた日本人が気になって仕方がない。知人なら最後に会ったのは渋谷の居酒屋で２年くらい前。いや～、でもいくら世界が狭いからってこんな安宿で会わないでしょ、と就寝。

翌朝、でもなんか気になり、フロントで○○という日本人宿泊客はいないか聞いてみた。

い、いた・・・！！！
ヒロシだ！！
おおおおおおお！

でも彼の名前は何万人といそうな名前なので、まだ半信半疑ながらも部屋まで電話をしてみる。
ヒ「hello」
私「えーっと、○○ですけど、分かる？」
ヒ「あ、あ・・・、あ・・・、分かりますけどどうしてここに～？」
私「かくがくしかじか・・・」

まさにit's a small world！彼は今NY在住で週末にシスコに遊びに来たようだ。それにしても奇遇！

ヒロシはアルカトラズに行くと言うので、夜会うことに。

さて、私はヨセミテに行きたいのです。
１７歳から始まりこれまで２回天候理由で行けなかったヨセミテ。
今回３度目の正直。

撃沈・・・・・。

２度あることは３度あるとはすばらしい格言・・・。

またしてもヨセミテにふられ、代わりにスタンフォード大学にいくことに。大学めぐり好きなの～。
これまでもハーバードやオックスフォード等名門大学を回ったけど、スタンフォードもさすが！なぜかロダンの作品がいっぱいある。そして安上がりな私はちょっと頭のいい人間になった気分になる。

広いキャンパスをぶらぶらし、夜シスコに戻ったらいよいよヒロシに再会！現地の友達も合流し、友達の車でツインピークスに行き、夜景をバックにお決まりの記念撮影。

そして昔話をはずませ、その日も無事終了。
初めてヒロシに会ったのは８年くらい前。当時は英語嫌いな社会人１年生だったのにもう３０歳。大人になったなあ。私は彼が英語で話すのが本当に嬉しかった。母親の気分。
でも、超カタカナ英語・・・

そしてそして・・・
いったい私はいつになったらヨセミテにいけるの？？

アメリカ３日目 Muir Woods National Monument

ヨセミテにいけないのはもう宿命、とこの旅ではすっかり諦め３日目はミュアウッズへ。
国立公園にはかなわないけどなかなか！日本人もほとんどいない。

サウサリートにも寄って、ゴールデンゲートブリッジを渡り、夕方シスコへ戻る。
そしてＣＬＩＦＦＨＯＵＳＥというちょっと高級な海沿いのレストランでディナー。味はたいしたことないがとにかく混んでいる。そして、高い。

それにしても、アメリカのチップ制度はとても気になる。レストランのウェイターはチップたくさんもらえるけどお皿洗いの人はどうなるの？それで同じような時給なのかしら？

ヒマだから計算してみる。
高めのレストランだから１テーブル２、３人組で計８０ドルのチェックが平均としよう。ウェイターは１時間に最低３テーブルは回れるから、チップだけで１時間４０ドル。いいな。

そういえば以前ボストンで聞いたことだが、高級日本食レストランで働くとチップだけで１日４００ドルくらい入るから、空きがでるとすごい競争率になる、と。本当だとしたらすごくおいしい仕事よね。

夜はダウンタウンの映画館でＵ２のコンサート映画（単なるコンサートを３Ｄで見るもの）を見た。通常映画は１０～１２ドルだけど、アイマックスシアターだから１５ドル。でもコンサートに行くと思えば安い！１５ドルなら満足！

アメリカ４日目 いよいよベガスへ！

別に忘れていたわけではないが、ヒロシにも予定があり、ずっと行動を共にしていたわけではない。

そして今朝、ヒロシも私もUnion Square Plaza Hotelチェックアウトを迎えた。
ヒロシはNYCへ
私はLASへ

私のフライトは午後なので、駅まで彼をお見送り。途中スタバでヒロシがコーヒーを買いながら、ＮＹと１ドル以上違う（当然ＮＹのほうが高い）と呟いた。ＮＹってもう１２年くらい行っていないけど本当に物価高いのね。
また、勇気を出して聞いてみたが、私たちは同じホテルに共に３泊したが彼は１泊６６ドルだったそうな。
やった、１１ドル勝ったぜ！！
ヒマ人は勝つ宿命にあるのかしら。
いや、私の研究勝ちね！
こんなことで喜ぶなんて恥ずかしいけど、私は無職、彼は会社員なんだからそれくらい許してもらおう！

日本での再会を誓って別れ（４月には戻るらしい）、私は時間があるからＭａｃｙ’ｓの地下でＢＯＵＤＩＮのクラムチャウダーｉｎＢｒｅａｄを食べることに。
いろんなクラムチャウダーを食べたけど、ここのは若干塩辛いが元来好きだった。ましてやサワドゥブレットは本家みたいなものだから美味いのは言うに及ばず。６ドルでお腹いっぱいに。

さて、空港にいこうかな～。
シスコは４回目だがベガスは初めて。（昔テロで行けなかったという経験は有）　そこで元会社の先輩とその彼に合流するのだが、無事会えるのかドキドキしながら空港へ。

飛行機運とヨセミテ運が最悪な私は、今回も飛行機遅延を空港で知る。
しかも２時間半。
が～ん！
ベガスには本来１６時２０分に到着し、１７時にＭＧＭグランドの生きたライオン前で待ち合わせをしているのだが、遅延により１９時着予定。元先輩（おかーさん）とその彼（ＭＭ）は今頃LAXから乗り継いでLASに向かっているところ。とりあえず、おかーさんのメールに状況を送り返事を待つ。

彼等は１３時半にベガスについているはずなのに、１６時になっても返事なし。この人たちも遅れているのかしら？そうこうするうちに飛行機の準備ができ、乗り込もうとするとやっと携帯にメールが！

「こっちも何とかたどり着きました。遅延の件了解。部屋番号は○○。生きたライオンの前は人もすごいしシャトルバスでおろされるところからすごく離れているので正面入口のロビーっぽいところで会えると思います。一応１９時１５分～３０分くらいにロビーにいるようにします。とりあえずでかいよ～何もかも」

よかった、ギリギリ連絡がきて！ふうん、そしてやっぱりでかいのね、ラスベガスは。
私もようやく搭乗し、未開拓の土地へ！

１時間半のフライトなんてあっという間。ＬＡＳについたら噂に聞いていたスロットマシーンがお出迎え！すごーいと思いながら、６ドルのシャトルバスに乗る。

なぜＭＧＭかって？
それは単に安かったからです。
ツイン１泊５０ドル（税込）。もちろんそこにたどり着くまでには膨大なネット検索時間という代償を払ったのは言うまでもないが。ちなみに発見者は私と同じくらいヒマだと思われるＭＭ。（いろいろ技を使ってこの金額になったようだが、その技は解明できず）
１泊５０ドルで３人だから一人１７ドル。これは安い！シスコのドミトリーだって２５ドルするんだから。

馬鹿でかいＭＧＭに着き、あんぐり口をあけロビーっぽいところで待っていると、すぐ二人が登場。
おか～さぁん、と抱きつこうとしたがあまりにもあっけない再会。とりあえず部屋に行って荷物を降ろし、３人でストリップ散策。
そして有名なパリスのバフェで夕食。一人２７ドル。ちょっと高めだけど噂どおり美味しい～。

でも・・・・
でもね・・・・・・
あたしたち、どれだけがんばっても欧米人の食の量には勝てないのよ！男女で料金を変えるのが差別なら、体重で変えるとか（それも差別か）上下限付の食べた量に応じた重量制にするとか、もうちょっと考えていただきたい・・・。モトをとるのは唯一男性のＭＭにもできないね、と３人でぶつぶつ話しながらとにかくがんばって食べる。

食事の後は有名なベラッジオの噴水を見て、ＭＧＭに戻ってきたのはもう０時。

彼らは日本から来たばかりで眠いだろうし、私は一人でカジノへ。ブラックジャックをやったけど、２０ドルしか負けず。初日にしては合格！？

アメリカ５日目 ホテル巡りとＫＡ

おはよう、みんな！！！
といってももう午前１１時。
よく寝た！寝すぎとも言う・・・。

本日はストリップホテル巡りに決定。ＭＧＭからスタートし、できるだけ南と北まで行こうコース！

昨晩から勘定し、「覗き」に行ったホテルと勝手なコメント一覧

・マンダレイベイ　（落ち着いていて大人っぽくていいんじゃないかしら）
・ルクソール　（でかいね、スフィンクス。ピラミッドからの夜のビームが雲まで届いてすごい）
・エクスカリバー　（ディズニーの安っぽいバージョンってかんじで泊まるのはちょっとな～）
・ニューヨークニューヨーク　（いいとは思うけど、これといったとりえが見つからず）
・パリス（いいねー、やっぱり、パリスさま！911事件さえなければ既に泊まっていたのに～）
・ベラッジオ　（文句なしベラッジオ！でもなぜか中はいたるところが中国風。旧正月だから？）
・フラミンゴ　（バグジーシーゲルを思い出す。バグジー時代の建造物がもうないのが残念）
・ＴＩ　（無料ショー以外にこれといった特徴がいまひとつ分からなかったなあ・・・）
・サーカスサーカス　（子供が裸足に水着で駆け回っていた。日本みたいなゲーセンもある。古い）




ちなみにＭＧＭ
でかいよぅ・・・・・。３泊もしたのに、方向音痴の私は最後までカジノで迷子になり続けました。生きたライオンはいつもよく寝ていた・・・。

モンテカルロにもいきたかったけど、火災後で営業停止中。焦げ跡も見られず（修復済？）・・・。でも、なぜかネオンだけは常に営業・・・。この町の電気代っていくらなんだろう・・・・。

そんなかんだではるばるサーカスサーカスまで歩いたが、さすがに限界。途中どこかのメキシカン（もちろんファーストフードね）で食べてバスで戻ってきました。

そして期待のＫＡ！
４種類中２番目に悪い席（それでも９９ドル）にしたが、はっきりいって十分！
ＫＡは人の動きよりも舞台装置にひたすら釘付け。それは私だけでなく他の二人も同じだった。いったいいくらお金かけてるんだ？垂直になる舞台装置なんてはじめてみたよ～。日本にきたらどうなるんだろう、とかそんなことばっかり考えてしまう。（おかーさんは前半寝ていた・・・）
オーも見たいな・・・。
ところでシルクドソレイユシリーズはベガスだけでも５公演くらいやっているし、当然世界にも散らばっているわけだし、いったい全部で何人のシルクドソレイユさんがいるんだろう。

この日はショーのあと、二人は部屋に戻り、私はまた一人カジノへ。今日はスロットで１ドルを１０ドルにし、５ドルまで減らして、貧乏症なので残りは翌日に回そうとそそくさと部屋に帰ってきました。

アメリカ６日目 ベガス最終日

おはよう、みんな！！！
あれ、またまた１１時。
今日もよく寝たね・・・。

丸１日過ごせる最後の日だけあり、ダウンタウンまで行こう計画。まずはストリップ南側で一番バフェが安いエクスカリバーでランチ。（でも１３ドル・・・）パリスに比べると当然質は落ちる。

そしてウィン前へ行こうと１日券（５ドル）を買いバスを待つ。歩き方には１０分に１本程度来ると書いてあるがちっとも来ない。道路は混んでいないのに。だんだん観光客たちもイライラ。

そこへどっかから案内おばさんが登場し、
「バスはもうくるわ、でも満員で全員乗れないかも、でもまたすぐ来るから安心して！」
と私でもいえそうなことを言っている。
挙句の果てには、
「あ、バスが見えてきたわ、もう少しよ！ゆっくりだけど近づいているわ！」
とまで言うが、我々には誰にも見えない。
でもおばさんを信じた。
こない・・・・・・・・。
結局バスが来たのは３０分後くらい。しかも既に満員で乗せてもらえず。
ひどいわ、５ドルも払ったのに！観光客たちも怒り気味。

バスのせいでかなり時間をつかってしまったが、やっとウィンまできた。
おかーさんと私の元上司の役員も泊まったウィン・ラスベガス！すご～い！元上司がカジノをしなかったのをへえーっと思って当時は聞いていたけど、これならカジノをする気分にもならないだろうと納得。

さて、今日夕方までに訪れたホテルとまたしてもコメントを
・ウィン　（ゴージャスです。大人です。バカっぽくないです。泊まりたいです。）
・ベネチアン　（いいホテルだけど個人的にはちょっとやりすぎと思うな・・・。なぜかここもベラッジオ同等旧正月モード）
・ミラージュ（ホワイトタイガーに会いに行ったが、見ていたガイドブックが古くてもう無料では見れない。１５ドルくらい払うとイルカと一緒に見られる！？）


そしてウィンの前からダウンタウンに行こうとまたバスを待つ。
こない。
こないよぅ～・・・。
またしても３０分は無駄にしたはず。でも１日券を買った以上乗らなきゃ損と思ってしまい、我慢してひたすら待つ。もう周りは暗い・・・。
ダウンタウンについたときには１９時のフリーモントショーまであと１５分というところだった。電気代が再び気になったが、このショーもなかなか楽しく、またダウンタウンは物価も安くホットドック食べてバスでストラスフィアへ。（なぜかストリップを南下するほうのバスは昨日も含めていつもすぐ来る）

（↑本家と違うとすぐ思ったが、案の定ネイサンズホットドックとは味も値段もメニューも違う・・・これはいったいどういうこと？）

無料ショーばかり観ていたので、たまにはお金を使おうとストラスフィアでは展望台までいくことに。（１０．９５ドル）エレベータを待つこと３０分。たくさんあるんだからもっと稼動させようよ～。こういうところで電気代ケチらないでよね。

ストリップの夜景は綺麗だった。高所恐怖症ではないけど絶叫マシンには乗らず。ＭＭは乗った！怖くなかったみたい。

さて、またすぐきたバスに乗ってＭＧＭへ戻り、ホテル巡りも終了。いよいよ明日からレンタカーで国立公園巡りが始まる。
が、その国立公園。もともとグランドキャニオンとザイオンの予定が、天気運の悪い私のせいか、雪が凄くてグランドキャニオンを諦める羽目に！

アメリカ７日目 ブライスキャニオンとザイオン

おはよう、みんな！！
今日は早いです。まだ７時。遠くにいかないといけないからね。

ＭＧＭのスタバで昨日開発したコーヒーの飲み方を再度実践し、ホテル内のダラーレンタカーへ。

ここで貧乏旅行２，３人組にはお得？な情報を。

ご存知の通り、アメリカの飲み物はやたらでかい！
スタバも例に漏れず。日本のショートサイズはなく、トールから始まる。そしてなぜかサイズごとの値段の差が１０セント。
そこで、我々３名の考えた手法とは、一番大きいサイズを一つだけ購入。
そして水用のコップを二つもらう。（can I have two cups for water?)
で、もらった紙コップに買ったコーヒーを分けるとちょうど３名分の朝の一杯にはもってこいの分量に！
是非お試しくださいませ。
３人で分けた場合一人１ドルです。
２人なら１．５ドル（当たり前）

なお、同じスタバでもホテルによって料金が違います。へんなの～。安いホテルのスタバが安いというわけではなく、ダウンタウンのホテルのスタバがストリップより高かったり、ＭＧＭがエクスカリバーより安かったりと、特徴は最後までよくつかめませんでした・・・。

さて、予約済の１日６７ドル（保険全部込・市内乗捨てＯＫ・最後の給油しなくてＯＫ）コンパクトカーに接見。ヴィッツみたいなのを想像していたが、日本人にはぜんぜんコンパクトじゃない。

３年くらい運転をしていないというＭＭが運転席へ。
その彼女であるおかーさんが助手席へ。そして私が後部座席へ。
・・・・・・というのがきっと普通の構図であろう。
ところが、おかーさんは「あとは頼んだ」と言わんばかり、後部座席へ！

彼女は一緒に働いていたときからそうだったが、
すぐ寝る。
どこでも寝る。
会議中も寝る。

乗り物酔いをするから寝るようにしているという立派なexcuseがあるようだが、会議中に寝るのとは関係ないだろう。

かくして私はナビゲータと運転手を励ます相方として助手席に乗り込んだ。（なお、この先３日間のレンタカー生活の中で彼女が前に座ることはありませんでした・・・・）

さて、グランドキャニオンを断念した我々。
とりあえずザイオン方向へ向かうが、結構順調で思い切ってブライスキャニオンまで行くことに。走行距離５００キロ弱くらい。途中、これから３日間の旅用にとスーパーでビール３０本（２０ドル）水１２本（３ドル）念のためのカップヌードル（これに最後に助けられることとなる）お菓子などを買い込み、昼はメキシカン（もちろんファーストフードね・・・）

ブライスキャニオン入園には１台２５ドルかかります。
シーズンオフだからか誰もいない。
タダにしてくれてもいいのに・・・・。
スタッフ（ほとんど老人）も全員ヒマそう。これはユタ州が雇用強化のために誰も来ないような時期でも無理矢理営業をしているのでは、と疑ってしまうほど。

ブライスキャニオンは標高は２０００メートル以上で、雪も降り寒かった。結局こんな雪の中でもきちゃったんだからグランドキャニオンもいけたんじゃない？とさえ思った。

ブライスキャニオン。
侵食を繰り返しできた岩たちではあるが、私には中国の兵馬俑に見えた。
でもそれはそれで感動。自然って美しい。


雪で滑りながらもしばらく観光をし、夕方前にブライスを出発、ザイオン国立公園へ。
ザイオンの２０キロくらい先のスプリングデールという町にモーテルがいくつかあるようなので、その辺をめざして車は走るよ走るよ～。おかーさんは寝てるよ寝てるよ～。１５０キロくらい走り、ザイオンのすぐ近くにいくつかモーテルを発見。２件価格チェックと交渉へ。

■１件はクイーンサイズベッド２つで６０ドル（朝食込）
■１件は値切り後ダブルベッド２つで５０ドル（朝なし）

協議の結果、前者に泊まることに。
ＱＵＡＬＩＴＹ　ＩＮＮ系列で新しくて綺麗。ネットも使いたい放題。
ちなみに、今いる場所はザイオン国立公園のすぐそこで、スプリングデールならもっと安く泊まれるのでは、と宿の人にスプリングデールの場所を聞いてみたら、ここよ、と笑って言われた。
まあ、よくある話です・・・。

宿の人に数件レストランを教えてもらったが、どこも２０時で閉店と言う。今１９時半。急げ～！！
一番近くにあったＢＬＯＮＤＩＥＳという店へ入る。店の名の通り、ブロンドの若いおねーちゃんと父親はみんな違うだろうという子供たちと、ブロンドねーちゃんの母親と、つまりは女性と子供たちで切り盛りしているお店。おねーちゃんにもその母親にも夫は今はいないんだろうと勝手に推測し、ハンバーガーやらサンドイッチやらをテイクアウト。（これがおいしかった！！）

ＭＭは疲れてすぐ眠り私はおかーさんもビールを飲んで、早めに就寝。

明日はザイオンをふらふらするぞ。

アメリカ８日目 ザイオンからデスバレーまで

がーーーーーーん。
雨だ・・・
昨日は雪だったのに今日は雨かよ・・・
本当に天候には恵まれない・・・

とりあえず朝食を食べてザイオンへ。
ここももちろん入園料２５ドル。そしてブライスよりはましだが相変わらず人はまばら。
いくつか名所がある中、閑散期は車移動OKなので基本は車移動。岩たちに圧倒。すごいよ～。アメリカ人でもグランドキャニオンよりザイオンのほうがいいと言う人がたくさんいるのも納得（もっともグランドキャニオンはいったことないけど）岩好きの元上司がみたら喜ぶだろうな～。


個人的にはブライスよりザイオンのほうが好きだな。
でもとにかく寒いのなんのって～！！！
晴れていたらトレッキングコースとか歩くんだろうけど、さすがに足元も悪く、最大限満喫するには天気が足かせとなってしまった。それでも自然に感激！

そうだ、今後こういう寒い日に行く人たちへアドバイス。

「寒くなったらトイレに行きましょう。」

トイレは暖かいのです。さすが消費大国、アメリカ！観光客が誰もいないような日でも各所にあるトイレは清潔の上、常にヒーターオン！ものすごい無駄・・・。もっとエコを考えようよ・・・。

さて、グランドキャニオンを諦めた今、そしてまだ１日車を使える状況の中、我々は予定外のデスバレーに向けて車に乗り込む。
デスバレー
どうして日本人には有名なんだろう？
おそらく名前だけではザイオンよりデスバレーのほうが有名でしょう。
今までいった二つの国立公園はオフシーズンだが、デスバレーは唯一オンシーズン。
まあ、とにかくいってみよう！

砂漠を走ることは覚悟していたが、まさか本当になにもないなんて・・・。

ザイオンからデスバレーに行くには一旦ベガスを通らなければならない。
ベガスまでは通った道を戻るだけだから問題なし。問題はベガスを抜けてカリフォルニア方面に進んでから。なにもない・・・。ベガスから２３０キロくらいだからみんな日帰りツアーでデスバレーを訪れるんだろうけど、我々はどうしても近辺に泊まりたかった。
それにしてもなにもない・・・。
給油スポットの小さな町で公園内の３件の宿に電話をかけた。結構混んでいてあいている部屋は２００ドル以上か安くてもテレビすらなくて１２０ドル・・・。そりゃ公園内は高いよね・・・。

でもまだ希望はある！この先にもうひとつ町っぽいのがあって、３年前のガイドブックには１件だけ宿泊施設有と書いてある！と前向きになってまた車を走らす。

そしてアマルゴサバレーというデスバレーまで８０キロくらいの小さい町に着くと、モーテルらしき建物がぽつんと砂漠の中に建っている。
これだ！これしかない！そしてこれが最後の宿チャンスだわ、と早速交渉。
それでも結構高めで１泊８９ドル。
仕方ない。他に選択肢がないんだから。
貧乏くさいけど、ここはネバダとカリフォルニアの州境で、かろうじてネバダ側だからホテル税はカリフォルニアの半分。もし公園内の１２０ドルに泊まった場合、そこはカリフォルニアなのでホテル税なんと１４％！ネバダに泊まるに限る！

もちろんそこまで緻密な計算をするまでもなくチェックインをし、日の入りまでギリギリ間に合いそうだと急いでデスバレーまで走り、ダンデスビューというバッドウォーター（乾いた塩たちね）を見渡す丘で日の入りを体感！（・・・の予定が最後の最後で雲がやってきちゃった。）

デスバレーからホテル、はてはその先数十キロまでは砂漠以外なにもないといったかんじで、レストランも見当たらず。結局我々の最後の夕食は一昨日買ったカップラーメン。まさかこんなところで役に立つとは・・・。
そう、３人で食べる夕食はこれが最後・・・。
最後のカップヌードル晩餐と共に、ビール飲みまくり大会。私が８本で第一位！

ＭＭとホテルの小さいカジノ（スロットのみ）で少し遊んだが、６０年代の古きよきアメリカを彷彿とさせ、ベガスのホテルとは違う趣。ここでも１ドルが１０ドル近くになったのだが、眠くなりもうやめようとボタンを押したら、５セントコインが大量にでてきた！ベガスのカジノは全部レシートだったからこれには驚き。
両替するにも金額が金額なので、ＭＭとおかーさんを呼びスロットに餌をやり、無事全部消化しました。

明日はいよいよおかーさんたちとお別れだ・・・。

アメリカ９日目 さらばおかーさんたち！そしていってらっしゃい！

おおおおお！！！！！
レンタカー生活ではじめての晴天！
しかも暖かい！！

昨日はダンデスビューしかいけなかったから今日が本格的なデスバレー見学。

さて、恒例の入場料。３年前の情報では１０ドルと。ということは１５ドルだなと思ったら、ところがどっこい、２０ドル。
ただ他の国立公園とは違い、ビジターセンターに寄って支払うか、各観光スポットに券売機があるだけなので払わなくてもバレない。良心の呵責があったが結局私たち、払いませんでした。ごめんなさい。
でも、代わりに！？園内スタンドで給油しました。（いずれにせよしなくちゃいけなかったんだけど）
それがまた高いのなんのってー！
１ガロン４．２ドル。街中が３ドルきるくらいだからそりゃ高いよ・・・。アメリカ人のおじいさんは「若いころは２０セントだったのに」と言っていた。もっとも、彼の若いころならそれくらいでしょと言ってしまえばそれまでだけど。

給油し、ザブリスキーポイント、バッドウォーター、悪魔のゴルフコース、ゴールデンキャニオン、アーティスツパレットを見学。

それにしても、なんか名前がちょっと変よね。特にバッドウォーターなんてセンスなさすぎ・・・。

食べるところもないのでひたすら観光をし、昼前にデスバレーを出てベガスへ戻る。今までの移動距離を考えるとたいしたことはなく、２時間ちょっとで戻ってきた。

私のフライトまでまだ２，３時間あったので、ベガスのチャイナタウン（とは到底呼べない・・・）でチャイニーズじゃなくてタイラーメンを食べる。

このチャイナタウン、今まで行ったどのチャイナタウンよりすごい！
何がって、ちっともチャイナじゃないんです。チャイナもどきショッピングモール。笑っちゃいました。でもハイウェイにもちゃんと「ＣＨＩＮＡＴＯＷＮ」の標識があるから、一応これでもチャイナタウンなのでしょう。

最後のランチ後、車だと楽に行けるリオのチラミ見学をし、マッカラン空港まで送ってもらいました。
リオのバフェもすごく評判が高いが、１５時という中途半端な時間でも人がわんさか並んでいた。
いよいよベガスさようなら～。
約１週間楽しかったよー。
もちろんおかーさんは泣いてくれるわけもなく、ペルーで会おうとあっさり。これから長旅なのに替えのぱんつが１個しかない彼女に、滞在中ユーズドぱんつをあげました。微妙だねといわれたけど・・・。私の形見だと思ってください！

おかーさんとＭＭはこの日はダウンタウンに泊まり、翌日メキシコシティに飛びだち、いよいよ本格的な旅がスタート。
なんだかかっこいい。私はもうバックパックを１０年以上背負っていない。いつの間にか怖がりになった。死ぬまでに行きたい場所にはなんだかんだまだ行けていないし。
マチュピチュ・・・アンコールワット・・・ティカル・・・などなど・・・。
なんだか自分が小さい人間に思えてきた。若いうちにもっと命の危険を冒すくらい（そこまでじゃなくていいか）の旅をしておけばよかったよ。

そういえば、ヒロシとシスコであったとき、彼も
「自分も学生時代に休学して世界を旅すればよかったっすよっ」
と言っていたな。

おかーさんと別れた寂しさよりも自分の不甲斐なさに少し落ち込みつつ、空港内に消えた。

ちなみに、フライトまた遅れた・・・・。
（だったらもっとおかーさんたちとゆっくりすりゃあよかったよぉ～）
予定より２時間遅れ、シスコについたのはもう２１時。
凝りもせず再度Union Square Plaza Hotelに行き、ノースビーチでご飯を食べて週末の賑わいを楽しみながらも、どこか物足りなく、そしてどこか寂しく眠りにつくのでした。

アメリカ１０日目 San Francisco Baby!

さて、どうしたものか？

よく考えてみれば、いくら格安航空券の都合でシスコに戻らないといけなくても、今日戻ったってよかったんじゃん・・・。おかーさんたちだって昨日はベガスに泊まったんだし。

後悔先に立たず・・・

というわけで今日が事実上最終日。何をしよう。とりあえずバークレーに。お得意のキャンパス巡り。

カリフォルニア大学バークレー校はやたらスタンフォード大学を意識しているとみた。
あちこちに、Beat Stanfordと書いてある。生協みたいなところで売っているＴシャツにも。一方スタンフォードではそういうの見なかったな。

何十年前かのStudent Uprisingを記念する校内のカフェでコーヒーを飲んだが、学生たちはみんなラップトップでお勉強。今の学生ってみんなパソコンもっているんだねー、とつい自分の学生時代と比較する歳をとった私。

とりわけ何をしたというわけでもないのに時間だけが過ぎた。でもまだ間に合うと次はナパまで走る。広すぎてワイナリー巡りまではできなかったけど、カリフォルニアワインを３本購入。重い・・・。

あっという間に夜になり、一旦ホテルに戻ってからフィッシャマンズワーフにお散歩。
観光のメッカだけど、着いたのがもう２１時くらいだから人もまばら。そこで私は最終日の夕食としてどうしても食べたいものがあった。シーフードだとみなさんお思いでしょうが、実は違います。

それは、はんばーがー！

In-'N-Out Burgerという単なるチェーン店なんだけど、そこのハンバーガーが大好きなのです。いや、厳密に言うとそこのポテトが好きなのです！確かにハンバーガーは飽きたけど、ここは帰る前にどうしても食べておきたかった。

ファーストフードなのにお店でポテトを皮剥いて揚げる。それが美味！バーガーも注文を受けてから作るからいつもできたて！新鮮野菜もたっぷり。
そして高くない！
ハンバーガーは３ドルしないし、ポテトは１ドル。ドリンクを水にすれば税金入れても４ドル以内。（セットもあるけど、料金は単品合計と変わりません）

ちなみにメニューは・・・・
　・ハンバーガー
　・チーズバーガー
　・ダブルチーズバーガー
　・ポテト（１サイズのみ）
　・ソフトドリンク各種
これしかないっす・・・。

郊外やベガスにもお店はいくつかあるけど、ここフィッシャマンズワーフ店なら車がなくても大丈夫！なお、私は店の回し者ではありません。ここを経営する会社のことは知らないけど、ポテト袋の下に小さくバイブルのタイトルや番号が書いてあります。（だからなんだってなんでもないんだけど・・・）

早くこの店日本にこないかなーと思いつつ、たらふく食べ、近くの生バンドがあるバーで１杯飲んで、いよいよこの旅もこれにてクローズ。

ブルース生演奏がこだまする。San Francisco Baby!

アメリカ最終日 Thanks America

２ヶ月前にアメリカに来たときは有給消化中という贅沢な身分だったので、買い物にも興じ、次はどこに行こうと夢ばかり膨らませていた。

でも今回はなんだか違う。
いつまでも遊んでちゃいけないしな・・・・。

さて、朝起きたらもう空港に向かうしかない。
計５泊お世話になったUnion Square Plaza Hotel。浮浪者と騒音さえ我慢すれば余裕。いろんなＨＰの書き込みにゴキブリがでると書いてあったので、本当に部屋でゴキブリを見たときにはちょっと嬉しかったくらい！まあこの金額なら合格でしょう！（フロントのおじさんもよくこんな金額で探したねーと驚いていたし、ヒロシに１１ドル勝ったのが嬉しくて仕方ない！）←まだ言ってる・・・。

さて、フロントのおじさんに挨拶をし、またね、と別れてＰＯＷＥＬＬまでとぼとぼ歩き始めました。

途中何度もホームレスたちに小銭をせがまれた。

ところでこのホームレス社会について最後に言及したい。

私は原則ホームレスに小銭を恵む人間ではないが、ここシスコへ来て非常に思うことは、実に多くのサンフランシスカンが小銭をあげるのだよ。時には立派なスーツを着た人から普通のお兄さんお姉さんまで。私はそんな現地人を真似して時々小銭をあげるようになった。本当に小銭だけど・・・。あと、レストランではよく食べ残し(leftover)を包んでくれるんだけど、それをホームレスにあげたりした。

私は仕事はないけど幸せな人間なんだな、と思う。
別にお金をあげることでいいことをしたと思わないし、むしろすべきではないとも思うが、なんとなく郷に入れば郷に従え的感覚で私はやっていた。ひょっとしたら、誰かを助けるという感覚よりも自分を省みて自分の境地に感謝をするって表現したほうがいいかもしれない。

でもね、普通はspare change pleaseとか言うのに、たまに５ドルくださいと具体的金額を提示するホームレスもいる。その図々しさもおかしかったりするのだが・・・。

アメリカはこのホームレス社会とどう立ち向かっていくんだろう・・・。

散々飛行機運がなかったが、唯一帰りはフライトもオンタイム。隣はおとなしいアメリカ人若者二人組で平和。機内ではもったいない病で映画を４本見たから、あっという間に成田到着。

ケチケチ旅行をした割には、成田からは豪華！？にスカイライナーに乗り、更にはワインで重くなったスーツケースを運ぶのがいやでタクシーまで使う大変贅沢な帰宅。

アメリカね・・・。
２ヶ月前ももうしばらくいかないと思っていたけど、今度の今度こそしばらくはいかないでしょう。
今回はまた、足が痛くならなくて本当によかった。ハワイでの悪夢がウソみたいにこの数ヶ月調子がよい。この調子のいいうちに富士山のぼっておかないと・・・・。

おかーさんたちは無事メキシコシティに到着したみたいだし、彼らの旅の安全を祈りつつ、私は都会でしばらくは小さく生きることにします。
飽きたらペルーまでおかーさんたちに会いに行こう。