文明の遺産か人の命か [Daily Life 2012]
今日は同僚と仕事で言い合いになってしまい、ちょっといやな気分のまま21時まで会議をし、その後1時間くらい仕事をして帰ってきました。
これでも今日は帰宅が早いと思えるほど、今の私は季節労働者。
そんな季節労働者の私は、平日は疲れて家では寝るだけですが、昨日Hちゃんがブログ見てメールをくれたとき嬉しくて、そんな反応をしてくれる人がいるからには、時にはアップしようかなーという良い気分にもなっています。
忙しくても、どうしても私の目を(オリンピック中だろうが)背けられないのがシリア問題。
自分でもこのしつこさはなんなんだろうと思っていますが、一昨日、ついに私の恐れていたことが起こりました。
それはシリアのアレッポ城塞が銃弾で損傷したというニュースです。
古代都市アレッポはシリアに数個登録されている世界遺産の一つ。
同時に、シリア第二の都市であり、トルコに近く比較的移動しやすく、つい2,3年前までは日本人観光客も普通に遺跡めぐりが可能だったところです。
私の好きな遺跡シリーズ・・・。
ああー、このままでは大切な過去の文化遺産がどんどん破壊されていく・・・。
それはそれはショックなニュースでした。
ところが、昨日になり更にショッキングなニュースが飛び込んできました。
まず、アメリカの軍事介入という報道があり、そしてその直後の報道が、同じアレッポで日本人のジャーナリストが銃弾に倒れるという事件。
彼女だけでなく一緒にいた3名の多国籍の記者たちも行方不明で、誘拐疑惑まで。
危ない地域にいるのだから覚悟の上だという意見もあるかもしれませんが、我々が報道をこういう職業の方々に頼っているのもこれまた真なり。
日本人だから日本では大ニュースになるけど、そうでない海外の記者たちも多く(シリアだけとは限らず)犠牲になっているわけです。
アレッポの遺跡破壊のショックから始まりましたが、やはりそれよりもジャーナリストの事件のほうが衝撃です。
アレッポ城塞は、銃弾を受けようがそれでも遺跡としてまだ当面残るでしょう。
以前カンボジアを旅行中、アンコールワットの遺跡内でポルポト時代の実際の銃痕をたくさん見ましたが、もしアレッポにいずれ行く機会があれば今回のシリア問題を忘れてはいけない、という証跡にもなります。
でも、亡くなった方は戻ることはありません。
山本さんのご冥福をお祈りします。そしていち早いシリア問題の解決を切に祈ります。
これでも今日は帰宅が早いと思えるほど、今の私は季節労働者。
そんな季節労働者の私は、平日は疲れて家では寝るだけですが、昨日Hちゃんがブログ見てメールをくれたとき嬉しくて、そんな反応をしてくれる人がいるからには、時にはアップしようかなーという良い気分にもなっています。
忙しくても、どうしても私の目を(オリンピック中だろうが)背けられないのがシリア問題。
自分でもこのしつこさはなんなんだろうと思っていますが、一昨日、ついに私の恐れていたことが起こりました。
それはシリアのアレッポ城塞が銃弾で損傷したというニュースです。
古代都市アレッポはシリアに数個登録されている世界遺産の一つ。
同時に、シリア第二の都市であり、トルコに近く比較的移動しやすく、つい2,3年前までは日本人観光客も普通に遺跡めぐりが可能だったところです。
私の好きな遺跡シリーズ・・・。
ああー、このままでは大切な過去の文化遺産がどんどん破壊されていく・・・。
それはそれはショックなニュースでした。
ところが、昨日になり更にショッキングなニュースが飛び込んできました。
まず、アメリカの軍事介入という報道があり、そしてその直後の報道が、同じアレッポで日本人のジャーナリストが銃弾に倒れるという事件。
彼女だけでなく一緒にいた3名の多国籍の記者たちも行方不明で、誘拐疑惑まで。
危ない地域にいるのだから覚悟の上だという意見もあるかもしれませんが、我々が報道をこういう職業の方々に頼っているのもこれまた真なり。
日本人だから日本では大ニュースになるけど、そうでない海外の記者たちも多く(シリアだけとは限らず)犠牲になっているわけです。
アレッポの遺跡破壊のショックから始まりましたが、やはりそれよりもジャーナリストの事件のほうが衝撃です。
アレッポ城塞は、銃弾を受けようがそれでも遺跡としてまだ当面残るでしょう。
以前カンボジアを旅行中、アンコールワットの遺跡内でポルポト時代の実際の銃痕をたくさん見ましたが、もしアレッポにいずれ行く機会があれば今回のシリア問題を忘れてはいけない、という証跡にもなります。
でも、亡くなった方は戻ることはありません。
山本さんのご冥福をお祈りします。そしていち早いシリア問題の解決を切に祈ります。