7/12-② シギリヤの美女たち [ドバイ・スリランカ・モルディブ 2012July]
私は先進国でない国において、リッチにガイド&ドライバー付旅行をあまりしたことがないので、今回はとにかく非常にラクです。
でも、その分街中の喧騒を楽しむことができないという葛藤と闘わなければなりません。
どっちがいいのかな・・・。
本当に現地を肌で感じたいならやっぱりバックパックで貧乏旅かなあ。
でも、短い時間でいろいろ観るには、ツアーは便利なのは確かです。
さて、スリランカで1,2を争うほど行きたかったシギリヤまであと少し。
途中でシギリヤロックが見えてきました。
一度車を止めて写真タイム。
今からこの岩のてっぺんまで行くのです。
そして、その途中でシギリヤレディに会えるのです。
どきどき・・・。
入場料は$25。ツアー料金に含まれているとは言え、これは自腹をきってでも払う価値は十分あります。
到着したのが14時半くらいで一番暑い時間なのもあり、Kさんにシギリヤを紹介する目的で、エアコンのある日本が作った資料館に行こうとガイドに提案しました。
気づけばいつの間にか私がガイド状態です。
資料館でシギリヤについて30分くらい勉強し、いよいよ登ります。
じゃん、これがシギリヤロックです!
もともとシギリヤは5世紀のスリランカ王が建てた宮殿です。
外敵から身を守るため、難攻不落の岩の上に建て、お堀もあります。
その頂上の王宮に向かう途中にかの有名なシギリヤレディたちがいます。
階段はかなり急ですが、楽しみな私にはなんてことありません。
がんばって登りつづけると、ちょうど岩の中腹くらいに差し掛かったところで、最後の螺旋階段があります。
これを登ると、シギリヤレディたちが洞窟に眠っているわけです。
目が回りそうになりますし、高所恐怖症の人にはちょっと怖いでしょうが、そこはガマン。なぜならその後見る光景に目を奪われるからです。
そして、苦労した甲斐があったと思うくらい心から感動することになるからです。
それがこの壁画たち。全部で約20の女性が描かれています。
女性達が何者かは諸説あり、今は天女説が有力のよう。
ものすごく感激しました(涙)
もっとも、美しい絵画を造らせた人物が美しい心の持ち主とは限らず、父を暗殺して王位に就き、異母弟の反逆を恐れ最後には自害するというちょっぴりいけてない王が造らせた壁画です。
でっも、歴史がどうであろうが、現存するこの絵画の美しさには誰もが感無量でしょう。
シギリヤレディはまだ岩の中腹で、王宮跡のある頂上まではまだまだ。
その途中でこんなかわいいわんこがいました。
ガイドは自分が着いて行く必要はないと判断し、途中で残り、私達だけで頂上に行くことに。
いやー、それにしても階段だらけです。
ちょっと登るだけで、ガイドが待っている場所がかなり下のほうに感じます。
そして、巨大な蜂の巣がいくつもあり(黒い固まりたちですが、見えるかな?)、ハチを興奮させないよう、ハチエリアはおしゃべり厳禁で静かに登ります。
ついにてっぺんまで登りつめました。
へとへとですが、そこから眺める下界もなかなか!
こんな頂上に城を築いても、統治に永久はなく、歴史の凄さと虚しさを実感するのです。
登ったら下りなければならないのが山の常。
降りるときもハチに襲われないようハチエリアでは息も止めるように下ります。
いつもはうるさい観光客(特に某アジアの国)も、ハチエリアだけは大人しめ。
中腹でガイドに再会し、行きとは違うルートで岩を下りつつ、コブラの岩を拝んで降りてきました。
他の観光客よりは長めに2時間半はシギリヤ滞在。
よかったです。シギリヤ。
スリランカに行く人には是非ここに来て欲しいです。感動します。
私達は疲れても車の中で寝ればいいのでラクチンラクチン。
途中で自然の象が道路を横切っていました。
ほんとに象さんにはよく会うな。
車で象にぶつかっても車の方が大破しそう。
シギリヤから1時間半くらいで宿泊地のポロンナルワに到着しました。
すごく大きい湖があり、ちょうど日が沈むところで運転手が車を止めてくれました。
この湖は実ははるかかなた昔に人工的に造られた貯水池です。
明日はこの湖周りに点在するポロンナルワの遺跡群の観光かと思うと、どきどきしながら夕日を堪能しました。
今日のホテルはSUDU ARALIYAというところ。
なんの変哲もない中級ホテルですが、この近辺ではまあまあのランクらしいです。
もう時間は20時で、お腹もすいてレストランに行くと、生演奏が流れています。
えーっと、なのにお客さんは誰もいません・・・。
私達はお客第一号として、バンドマンたちを独り占め状態。
夕食はまたバイキングかな・・・飽きたな・・・と思っていたら、今夜の夕食はコースでした。
前菜やスープを食べながら、生演奏2人組を盛り上げるという仕事もしないといけなくて、結構骨が折れます。(別に強制されたわけでもないけど、なんとなくかわいそうで・・・)
ご飯は美味しかったですヨ。
それにしても、生演奏隊が気を遣って日本の歌ばかり歌ってくれるのですが、演歌か民謡中心で、いかに団体ツアー客が普段は多いんだろうな、と痛感します。
しかも日本の歌を歌ってくれると喜んであげないといけないので、私は食べながらも音楽を(必要以上に)楽しむ担当も請け負いました。(いろいろ気を遣う毎日ですわっ)
半分楽しんだフリをしたからにはチップも弾まないとね。ふうっ
デザートはいくつかから選べましたが、折角なのでバナナを揚げたものを注文。
美味しかったですよ。もちろんスイカもね。
こんなかんじでポロンナルワの夜は更け、明日はいよいよ遺跡めぐりとスリランカさようならです。
あっという間のスリランカだな・・・。
でも、その分街中の喧騒を楽しむことができないという葛藤と闘わなければなりません。
どっちがいいのかな・・・。
本当に現地を肌で感じたいならやっぱりバックパックで貧乏旅かなあ。
でも、短い時間でいろいろ観るには、ツアーは便利なのは確かです。
さて、スリランカで1,2を争うほど行きたかったシギリヤまであと少し。
途中でシギリヤロックが見えてきました。
一度車を止めて写真タイム。
今からこの岩のてっぺんまで行くのです。
そして、その途中でシギリヤレディに会えるのです。
どきどき・・・。
入場料は$25。ツアー料金に含まれているとは言え、これは自腹をきってでも払う価値は十分あります。
到着したのが14時半くらいで一番暑い時間なのもあり、Kさんにシギリヤを紹介する目的で、エアコンのある日本が作った資料館に行こうとガイドに提案しました。
気づけばいつの間にか私がガイド状態です。
資料館でシギリヤについて30分くらい勉強し、いよいよ登ります。
じゃん、これがシギリヤロックです!
もともとシギリヤは5世紀のスリランカ王が建てた宮殿です。
外敵から身を守るため、難攻不落の岩の上に建て、お堀もあります。
その頂上の王宮に向かう途中にかの有名なシギリヤレディたちがいます。
階段はかなり急ですが、楽しみな私にはなんてことありません。
がんばって登りつづけると、ちょうど岩の中腹くらいに差し掛かったところで、最後の螺旋階段があります。
これを登ると、シギリヤレディたちが洞窟に眠っているわけです。
目が回りそうになりますし、高所恐怖症の人にはちょっと怖いでしょうが、そこはガマン。なぜならその後見る光景に目を奪われるからです。
そして、苦労した甲斐があったと思うくらい心から感動することになるからです。
それがこの壁画たち。全部で約20の女性が描かれています。
女性達が何者かは諸説あり、今は天女説が有力のよう。
ものすごく感激しました(涙)
もっとも、美しい絵画を造らせた人物が美しい心の持ち主とは限らず、父を暗殺して王位に就き、異母弟の反逆を恐れ最後には自害するというちょっぴりいけてない王が造らせた壁画です。
でっも、歴史がどうであろうが、現存するこの絵画の美しさには誰もが感無量でしょう。
シギリヤレディはまだ岩の中腹で、王宮跡のある頂上まではまだまだ。
その途中でこんなかわいいわんこがいました。
ガイドは自分が着いて行く必要はないと判断し、途中で残り、私達だけで頂上に行くことに。
いやー、それにしても階段だらけです。
ちょっと登るだけで、ガイドが待っている場所がかなり下のほうに感じます。
そして、巨大な蜂の巣がいくつもあり(黒い固まりたちですが、見えるかな?)、ハチを興奮させないよう、ハチエリアはおしゃべり厳禁で静かに登ります。
ついにてっぺんまで登りつめました。
へとへとですが、そこから眺める下界もなかなか!
こんな頂上に城を築いても、統治に永久はなく、歴史の凄さと虚しさを実感するのです。
登ったら下りなければならないのが山の常。
降りるときもハチに襲われないようハチエリアでは息も止めるように下ります。
いつもはうるさい観光客(特に某アジアの国)も、ハチエリアだけは大人しめ。
中腹でガイドに再会し、行きとは違うルートで岩を下りつつ、コブラの岩を拝んで降りてきました。
他の観光客よりは長めに2時間半はシギリヤ滞在。
よかったです。シギリヤ。
スリランカに行く人には是非ここに来て欲しいです。感動します。
私達は疲れても車の中で寝ればいいのでラクチンラクチン。
途中で自然の象が道路を横切っていました。
ほんとに象さんにはよく会うな。
車で象にぶつかっても車の方が大破しそう。
シギリヤから1時間半くらいで宿泊地のポロンナルワに到着しました。
すごく大きい湖があり、ちょうど日が沈むところで運転手が車を止めてくれました。
この湖は実ははるかかなた昔に人工的に造られた貯水池です。
明日はこの湖周りに点在するポロンナルワの遺跡群の観光かと思うと、どきどきしながら夕日を堪能しました。
今日のホテルはSUDU ARALIYAというところ。
なんの変哲もない中級ホテルですが、この近辺ではまあまあのランクらしいです。
もう時間は20時で、お腹もすいてレストランに行くと、生演奏が流れています。
えーっと、なのにお客さんは誰もいません・・・。
私達はお客第一号として、バンドマンたちを独り占め状態。
夕食はまたバイキングかな・・・飽きたな・・・と思っていたら、今夜の夕食はコースでした。
前菜やスープを食べながら、生演奏2人組を盛り上げるという仕事もしないといけなくて、結構骨が折れます。(別に強制されたわけでもないけど、なんとなくかわいそうで・・・)
ご飯は美味しかったですヨ。
それにしても、生演奏隊が気を遣って日本の歌ばかり歌ってくれるのですが、演歌か民謡中心で、いかに団体ツアー客が普段は多いんだろうな、と痛感します。
しかも日本の歌を歌ってくれると喜んであげないといけないので、私は食べながらも音楽を(必要以上に)楽しむ担当も請け負いました。(いろいろ気を遣う毎日ですわっ)
半分楽しんだフリをしたからにはチップも弾まないとね。ふうっ
デザートはいくつかから選べましたが、折角なのでバナナを揚げたものを注文。
美味しかったですよ。もちろんスイカもね。
こんなかんじでポロンナルワの夜は更け、明日はいよいよ遺跡めぐりとスリランカさようならです。
あっという間のスリランカだな・・・。