3日目 ついにメテオラに・・・ [ギリシャSep2011]
死ぬまでに行きたい場所に、超上位ではないが常にランクインしていたメテオラ。
夢叶う瞬間です
死ぬまでにいきたいところで去年タージマハルを制覇して以来の感動シリーズ。
カランバカのホテルの朝ごはんは夕食ほどの感動もなく(スイカとベイクドビーンズがなかったから・・・)、普通のバイキングでいたって普通でした。
ま、腹ごしらえをし、8時半に元気に出発!
ホテルからも見えた奇岩郡に近づきます。
Oh 修道院・・・感激だわ
そういえば、育てのおかーさんはギリシャ旅行中にメテオラの写真を失ったって言ってたっけ。
そりゃショックだろうなあ・・・。気の毒な・・・。
ところで、このメテオラには不思議な歴史があります。
最初に人が住み始めたのは9世紀頃で、下界との生活を断ち、神に近い場所で神との交信を求めるのが目的だったとな。
14世紀に最初の修道院メガロ・メテオロンが建設され、これをきっかけに15~16世紀に最高24にも修道院が増えたとのこと。現在では6つしか修道士は住んでいない。
今でこそ近くまで車で行けるけど、テレビで見た映像だと、20世紀初頭までは岩山に階段もはしごもないから、人間も物資と共に網袋に入って滑車でつるされて下界と修道院を行き来。
ちなみにメテオラは「空中につり上げられた」という意味。
で、なぜ不思議かというと・・・、どうやってこの山奥に奇岩郡が出来上がったかが今もってはっきりしていないらしい。水の浸食や風食作用が代表的説ではあるが、紀元前後にかなり優れた紀行文を残した歴史家の書物にもこのメテオラについては一言も触れていないのである。
実に不思議である・・・・。
(考え込んでも答えはでないんだけどね)
さて、そんなメテオラですが、ツアーでは2つの修道院に連れて行ってもらえます。
修道院は交代で休日を作っているので、1日で全部回るのは難しいが、メガロ・メテオロンに行きたかった。(が、結局ダメでした)
まず訪れたのが、アギオス・ステファノス修道院。
ホテルから明かりが見えた修道院!
尼僧院で結構広いです。
そして、よく手入れされているのか、とてもきれいです。
16~17世紀のイコンがたくさん残っており、今日もアンジェラおばあちゃんが一所懸命説明をしてくれます。
(ちゃんと聞いていなかったけど)
昨晩はホテルから眺めたこの修道院を逆に眺め、泊まったホテルを探してみる!
1時間くらい見学し、写真スポットを通り、2つ目の修道院に向かいます。
本当にきれいです・・・。(感激)
次はどこに行くんだろう、メガロ・メテオロンかなー?と期待に胸を膨らませていましたが、二つ目に訪れた修道院は、ルサヌー修道院。
ちょっとがっかりだけど、後悔はありません。
ここに行くには、バスを止めた場所からかなり階段を下って行かなければなりません。
ひたすら下ってこじんまりとしたルサヌーに入ります。
小さいけど、ここは大変かわいらしい修道院。
教会の中はどこも写真が撮れないから残念ですが、イコンはかなりきれいでした。
この修道院はよく雑誌やポストカードの撮影に使われるらしい。
なお、修道院なので、露出系の服装はご法度。
各修道院では女性にスカートを貸してくれ、私はちゃんと持参して行ったけど、ここではせっかくだから修道院のを借りて身体を隠しました。
ところどころで下界を眺めると、結構高い場所に来ていることを実感。
ルサヌーの見学も1時間程度で終了。もう1つくらい修道院行ってみたかったな。
でも、期待を裏切らないメテオラに超満足!
メテオラ観光後は、400キロ近く南のアテネにひたすら帰るだけなんだけど、カランバカの街で少し遅めのランチ休憩。
連れて行かれた街中のレストランで、好きなのを勝手に頼んで食べてください、というコースです。
(下手に料理が適当に出てくるよりは、よほどこっちのほうが有難い)
頼んだのは、お店のおかあさん手作りのチキン料理と、パスティチオと呼ばれる料理。
これは、パスタとミートソース、チーズを重ね焼きにしたムサカのパスタ版。
やっぱり美味しかった~。
このチキン料理とパスティチオとビールでも、3人でたった20ユーロ。(円高ありがとう)
ランチ後はカランバカで1時間弱フリータイムだったので、奇岩を再度下から覗き、感慨に浸りつつメテオラを後にします。 (続)
夢叶う瞬間です
死ぬまでにいきたいところで去年タージマハルを制覇して以来の感動シリーズ。
カランバカのホテルの朝ごはんは夕食ほどの感動もなく(スイカとベイクドビーンズがなかったから・・・)、普通のバイキングでいたって普通でした。
ま、腹ごしらえをし、8時半に元気に出発!
ホテルからも見えた奇岩郡に近づきます。
Oh 修道院・・・感激だわ
そういえば、育てのおかーさんはギリシャ旅行中にメテオラの写真を失ったって言ってたっけ。
そりゃショックだろうなあ・・・。気の毒な・・・。
ところで、このメテオラには不思議な歴史があります。
最初に人が住み始めたのは9世紀頃で、下界との生活を断ち、神に近い場所で神との交信を求めるのが目的だったとな。
14世紀に最初の修道院メガロ・メテオロンが建設され、これをきっかけに15~16世紀に最高24にも修道院が増えたとのこと。現在では6つしか修道士は住んでいない。
今でこそ近くまで車で行けるけど、テレビで見た映像だと、20世紀初頭までは岩山に階段もはしごもないから、人間も物資と共に網袋に入って滑車でつるされて下界と修道院を行き来。
ちなみにメテオラは「空中につり上げられた」という意味。
で、なぜ不思議かというと・・・、どうやってこの山奥に奇岩郡が出来上がったかが今もってはっきりしていないらしい。水の浸食や風食作用が代表的説ではあるが、紀元前後にかなり優れた紀行文を残した歴史家の書物にもこのメテオラについては一言も触れていないのである。
実に不思議である・・・・。
(考え込んでも答えはでないんだけどね)
さて、そんなメテオラですが、ツアーでは2つの修道院に連れて行ってもらえます。
修道院は交代で休日を作っているので、1日で全部回るのは難しいが、メガロ・メテオロンに行きたかった。(が、結局ダメでした)
まず訪れたのが、アギオス・ステファノス修道院。
ホテルから明かりが見えた修道院!
尼僧院で結構広いです。
そして、よく手入れされているのか、とてもきれいです。
16~17世紀のイコンがたくさん残っており、今日もアンジェラおばあちゃんが一所懸命説明をしてくれます。
(ちゃんと聞いていなかったけど)
昨晩はホテルから眺めたこの修道院を逆に眺め、泊まったホテルを探してみる!
1時間くらい見学し、写真スポットを通り、2つ目の修道院に向かいます。
本当にきれいです・・・。(感激)
次はどこに行くんだろう、メガロ・メテオロンかなー?と期待に胸を膨らませていましたが、二つ目に訪れた修道院は、ルサヌー修道院。
ちょっとがっかりだけど、後悔はありません。
ここに行くには、バスを止めた場所からかなり階段を下って行かなければなりません。
ひたすら下ってこじんまりとしたルサヌーに入ります。
小さいけど、ここは大変かわいらしい修道院。
教会の中はどこも写真が撮れないから残念ですが、イコンはかなりきれいでした。
この修道院はよく雑誌やポストカードの撮影に使われるらしい。
なお、修道院なので、露出系の服装はご法度。
各修道院では女性にスカートを貸してくれ、私はちゃんと持参して行ったけど、ここではせっかくだから修道院のを借りて身体を隠しました。
ところどころで下界を眺めると、結構高い場所に来ていることを実感。
ルサヌーの見学も1時間程度で終了。もう1つくらい修道院行ってみたかったな。
でも、期待を裏切らないメテオラに超満足!
メテオラ観光後は、400キロ近く南のアテネにひたすら帰るだけなんだけど、カランバカの街で少し遅めのランチ休憩。
連れて行かれた街中のレストランで、好きなのを勝手に頼んで食べてください、というコースです。
(下手に料理が適当に出てくるよりは、よほどこっちのほうが有難い)
頼んだのは、お店のおかあさん手作りのチキン料理と、パスティチオと呼ばれる料理。
これは、パスタとミートソース、チーズを重ね焼きにしたムサカのパスタ版。
やっぱり美味しかった~。
このチキン料理とパスティチオとビールでも、3人でたった20ユーロ。(円高ありがとう)
ランチ後はカランバカで1時間弱フリータイムだったので、奇岩を再度下から覗き、感慨に浸りつつメテオラを後にします。 (続)