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東京に残る人と去る人 [Daily Life 2011]

帰国したときも、行きのフライトは満席だったけど、帰りはガラガラ。(日本人オンリー)
一人で3列席を独占できました。

震災後、わざわざ日本に来る人は少ないのでしょう。

私の知人の中にも、特に外国人には東京を離れた人がいます。
とある人は大阪に1週間避難しホテルで仕事、とある人は地震後どこでもいいから国外に逃げようとしたがフライトが取れず、結局唯一取れたフライトで長崎に10日間もいた外国人も。

一方で、生活のため、そして人のために、東京に残って働く人も。
帰る場所がある外国人の中ですら、管理者クラスになると部下には行きたいところに行けと指示をし、過敏な反応は避け、残る人間も少なからずいます。

もっとも、報道に過敏に反応しなかった多くの方が、今回の想定外の津波で命を失ってしまった事実はあるのですが・・・。

残る身として誤解のないように言いたいのが、残る人が偉いと言うわけではなく、むしろ一旦東京を去る方々を有難くも誇らしくも思っています。
と言うのは、東京は目下電力不足。物資も不足しがち。
そんな中で今までと同じ数の人間が、同じように生活をするのは大変厳しいため、短期間でも暫定的に東京を離れられる方にはむしろそのほうが有難いと思うわけです。
それは外国人とか日本人とかに限った話じゃなく・・・・。

私は生活もあるので残らざるを得ませんが、仕事がなかったら絶対どっかに行っていたと思う。それが結果的には世のためにもなるのなら。
一人の自助努力で国が変わるわけじゃないけど、複数集まれば結果は異なります。

この週末、アメリカ大使館では在日アメリカ人に放射能用のピルを無料で配布しています。
それがどこまで効くのかは分かりませんが・・・。

受難中のわが国ですが、日本は大丈夫!と私は信じます!
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