古道散策開始 12時間で移動した距離と1時間で移動した距離 [熊野古道 Dec2010]
12/17(金)23:15分新宿エルタワーで集合した3名。
ここで早速事件が・・・
なんと、SNさん風邪・・・。朝から熱があると。なのに仕事に行って、22時半まで仕事してそのまま来たとな・・・。かなりしんどそう・・・ とても心配です。
本人はとりあえず行ってみるというので、無理しないようにと言いながら、誰がどう見ても過酷な旅を始めるしかない私達・・・。
12/18(土)
06:45頃梅田に到着
おかーさんはよく寝たらしい。私もぼちぼち。SNさんも寝て大丈夫とは言うが、もともと我慢強い人だけに体調が気になる・・・。
到着したのが大阪支店のすぐそこなので、場所は分かるが(一方、大阪の大学に行っていたSNさんはほとんど大阪の記憶がないらしい・・・)、7:50のバスまで時間があるので、適当に朝ごはんを食べようとその辺の喫茶店に入り、パンを食べましたー。
07:50 桜橋口のJRバス乗り場から紀伊田辺に向かってバスに乗ります。
SNさんは寝ていますが、やっぱりちょっとしんどそう・・・。
よく考えたら和歌山はめちゃ久しぶり。
途中休憩を挟み、10:30に田辺駅に到着。
古道入口の滝尻へ行くローカルバスは11:15出発なので、駅前の観光案内所で情報収集。スタッフ(ほとんどご老人)が5名以上いるのにお客さんはいません。
みなさんめちゃめちゃおしゃべりで、めちゃめちゃ親切です。
この先も多くの和歌山県民とお話をしますが、みなさん本当におしゃべりで親切。
そしていよいよ小さなローカルバス(930円)に乗り込み、30分くらいで滝尻に到着!
SNさんが事前に弁当を予約しておいてくれ、バス停に弁当屋さんが車で届けてくれました。SNさん賢い!今熊野古道はオフシーズンで観光客が誰もいないため、数少ないお店も全部クローズ。ここで弁当を発注していなかったら夕食までご飯抜きだったに違いない。
時既にお昼12時。この12時間で東京~滝尻まで何百キロと移動したことになります。そして今から徒歩で40キロ先の本宮大社に2日もかけて歩くわけです・・・。
熊野古道はいくつかルートがありますが、我々のは一番メジャーな中辺路ルート。
メジャーだけど、オフシーズンで誰も人がいません・・・。
無料杖もおいてありましたが、私にはおかーさんから借りた立派な杖があるから大丈夫!
とにかく心配なのはSNさんだけ。
SNさんは今日の行程15キロをとりあえず歩くというので、いよいよ出発。(どきどき)
この「起点」というのがポイント。
今から歩く中辺路コースはここ滝尻王子を起点とし、500メートル間隔でカウントアップされます。
本宮はNo75。遠いなあ・・・。がんばろう・・・。
この500メートル間隔の看板だけでなく、古道には要所要所で案内板があり大変便利。
そういう意味では観光地化されており、迷子になることはありません。
いきなりの急な坂を上ること20分くらい・・・かなりしんどいです・・・。ぜえぜえ・・・
そしたら変な岩を発見。
古道散策の面白いところは、富士山と違ってちょくちょくいろんな王子や見所があるということでしょうかね。ここは乳岩と言われるところらしい。
急な坂というのは苦しくて写真も撮れないので、写真は平坦な道が多いですが、とにかくこの最初の滝尻からの坂は今でも忘れられない難関!で、やっと不寝王子に到着。
こんなにがんばったのにまだ開始500メートル。(絶句・・・)
風邪ひいているSNさんでもがんばっているんだし、ここで諦めたら女も廃るので、古道歩きを続けます。(まだ始まったばかりだけど)
やっと坂が終わり、「めしもりやま」と読む飯を盛った山!?の展望台付近に到着。
ここで一度お昼休憩。
40キロ中、まだたった1.5キロだよーーー・・・。とほほ
SNさんが頼んでくれた古道弁当は、和歌山名物だらけでした。これでお茶もついて800円で名物がどっさり入っているのならかなり価値は高いと思う。
お弁当を食べながら、改めて考えてみる。
12時間で東京から和歌山まで進んできたのに、滝尻から1時間で、たった1.5キロしか歩いていないことを・・・。
とにかくSNさんの体調がどうか持ちますよう・・・。
(続く)
ここで早速事件が・・・
なんと、SNさん風邪・・・。朝から熱があると。なのに仕事に行って、22時半まで仕事してそのまま来たとな・・・。かなりしんどそう・・・ とても心配です。
本人はとりあえず行ってみるというので、無理しないようにと言いながら、誰がどう見ても過酷な旅を始めるしかない私達・・・。
12/18(土)
06:45頃梅田に到着
おかーさんはよく寝たらしい。私もぼちぼち。SNさんも寝て大丈夫とは言うが、もともと我慢強い人だけに体調が気になる・・・。
到着したのが大阪支店のすぐそこなので、場所は分かるが(一方、大阪の大学に行っていたSNさんはほとんど大阪の記憶がないらしい・・・)、7:50のバスまで時間があるので、適当に朝ごはんを食べようとその辺の喫茶店に入り、パンを食べましたー。
07:50 桜橋口のJRバス乗り場から紀伊田辺に向かってバスに乗ります。
SNさんは寝ていますが、やっぱりちょっとしんどそう・・・。
よく考えたら和歌山はめちゃ久しぶり。
途中休憩を挟み、10:30に田辺駅に到着。
古道入口の滝尻へ行くローカルバスは11:15出発なので、駅前の観光案内所で情報収集。スタッフ(ほとんどご老人)が5名以上いるのにお客さんはいません。
みなさんめちゃめちゃおしゃべりで、めちゃめちゃ親切です。
この先も多くの和歌山県民とお話をしますが、みなさん本当におしゃべりで親切。
そしていよいよ小さなローカルバス(930円)に乗り込み、30分くらいで滝尻に到着!
SNさんが事前に弁当を予約しておいてくれ、バス停に弁当屋さんが車で届けてくれました。SNさん賢い!今熊野古道はオフシーズンで観光客が誰もいないため、数少ないお店も全部クローズ。ここで弁当を発注していなかったら夕食までご飯抜きだったに違いない。
時既にお昼12時。この12時間で東京~滝尻まで何百キロと移動したことになります。そして今から徒歩で40キロ先の本宮大社に2日もかけて歩くわけです・・・。
熊野古道はいくつかルートがありますが、我々のは一番メジャーな中辺路ルート。
メジャーだけど、オフシーズンで誰も人がいません・・・。
無料杖もおいてありましたが、私にはおかーさんから借りた立派な杖があるから大丈夫!
とにかく心配なのはSNさんだけ。
SNさんは今日の行程15キロをとりあえず歩くというので、いよいよ出発。(どきどき)
この「起点」というのがポイント。
今から歩く中辺路コースはここ滝尻王子を起点とし、500メートル間隔でカウントアップされます。
本宮はNo75。遠いなあ・・・。がんばろう・・・。
この500メートル間隔の看板だけでなく、古道には要所要所で案内板があり大変便利。
そういう意味では観光地化されており、迷子になることはありません。
いきなりの急な坂を上ること20分くらい・・・かなりしんどいです・・・。ぜえぜえ・・・
そしたら変な岩を発見。
古道散策の面白いところは、富士山と違ってちょくちょくいろんな王子や見所があるということでしょうかね。ここは乳岩と言われるところらしい。
急な坂というのは苦しくて写真も撮れないので、写真は平坦な道が多いですが、とにかくこの最初の滝尻からの坂は今でも忘れられない難関!で、やっと不寝王子に到着。
こんなにがんばったのにまだ開始500メートル。(絶句・・・)
風邪ひいているSNさんでもがんばっているんだし、ここで諦めたら女も廃るので、古道歩きを続けます。(まだ始まったばかりだけど)
やっと坂が終わり、「めしもりやま」と読む飯を盛った山!?の展望台付近に到着。
ここで一度お昼休憩。
40キロ中、まだたった1.5キロだよーーー・・・。とほほ
SNさんが頼んでくれた古道弁当は、和歌山名物だらけでした。これでお茶もついて800円で名物がどっさり入っているのならかなり価値は高いと思う。
お弁当を食べながら、改めて考えてみる。
12時間で東京から和歌山まで進んできたのに、滝尻から1時間で、たった1.5キロしか歩いていないことを・・・。
とにかくSNさんの体調がどうか持ちますよう・・・。
(続く)