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名作! タクシードライバー [Daily Life 2010]

今日は仕事が早く終わったので、また1本観ました。

ちょっと暗い近現代歴史モノのあとは、不朽の名作の一つタクシードライバー
1976年ということはもう30年以上も前の映画なんだ・・・。

ロバート・デ・ニーロの若いこと!そしてジョディ・フォスターにいたっては若干13歳!

それはさておきこの映画、なんとも不気味なのに、ものすごい芸術性を感じる。

ベトナム戦争帰りのトラウマによる不眠症と都会での孤独な生活、タクシードライバーを通じて知る都会独特の闇と欲の世界に対し、あるとき急に歪んだ正義感が生まれ、何か新しいことをやるという、狂気の想念に捕らわれていく。
それが大統領候補の暗殺であり、結果的には形を変えた売春宿の襲撃になるという話。
そしてその襲撃事件がヒーローと評価されてしまう、社会のなんとも表現のできない矛盾さ。

何年たっても高い評価を得ている映画だし、名作中の名作でしょう。
とにかく観れば分かります。まだな方は是非。
名作になる所以はデニーロの演技の賜物ではありますが・・・。
ジョディフォスターもこんな少女なのに売春婦役をやって高評価を得たようだけど、デニーロの演技の前では霞んでしまうくらい。
あと、音楽も不気味な映像もエクセレント。
演技・音楽・映像と3拍子そろった映画で、今まで見ていなかったことを後悔した~。

でも、この映画がきっかけでレーガン大統領暗殺未遂事件に発展したとは知らなかったわ。

マーティン・スコセッシ監督と言えば、比較的最近だとディパーテッド(でも1回目は理解が難しかった)はとてもよかったが、超最近ではシャッターアイランド
これも私には1回じゃ理解できないかもしれないけど、すっかり名男優に転じたディカプリオくんの成長振りも兼ねて一度見てみないとな~。
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