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アグラフォートにてシャージャハンを偲び、そして帰途へ・・・ [インド Sep2010]

タージマハルで時間をオーバーしたので、お昼ご飯が2時くらいになってしまいました。
ランチはincludeでしたが、連れて行かれたのはタージ系ホテル(だいたいどこも5スター)のTaj Gatewayのレストランです。
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ビュッシェスタイルでインドっぽくなかったけど(機内食のほうがよかったわ)ローティ(ナンのペラペラみたいなやつ)は素朴な味で飽きない。
炭水化物が好きな私はこういうのとスープがあれば、インドでしばらく生きていけるかも。

ご飯の後は、世界遺産その2としてアグラフォートへ出かけます。入場料Rs250(約500円)
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アグラフォートというのは、アクバル帝が築いた城で、タージとは異なる迫力があります。
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中には動物がいたり(猿がたくさん)、中庭もきれいで外からの城壁だけ見るとアルハンブラの縮小版といったところですが、実は結構大きく、75%は軍が使用して内覧できないとか。
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ここもすごい観光客の人だかりでしたが、モスク地区と宮廷地区を見学。
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どういう造りなのか、かなり遠いところから壁に向かって発した言葉が壁伝いに反対側までエコーします。どっかでも経験したことがあるけど、イスラム建築の粋ですね。
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やがてシャー・ジャハーンが死ぬまでの7年間幽閉された「囚われの塔」へ行くと、外にはヤムナー河の先にタージマハルが見られます。何を思って生活していたのでしょうか・・・。
黒いタージを夢見ていたのかな・・・。
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他にも、広い宮殿内ではところどころで外を眺められ、タージがよく見えます。
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よかったです。アグラフォートも。
アクバルは妾5000名の女性を従えていたそうだが、その一人一人に家を与えていたとな。。。
すごい。1日10人会っても、1週するのに1.3年かかるというわけか・・・。
それはスペインのドン・ファンもびっくりだ。
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アグラフォートから出て車を待っている間、まだイギリスに侵食されない時代のムガル時代の都と、外の現代のリクシャーたちとの対比をどう捉えればよいのか、そんなことばかり考える私。

やがて車がきたので、乗り込んで夕方前にアグラを出てデリーに帰ります。
20100912 110.jpg一応お決まりのように大理石土産物屋とジュエリー屋に連れて行かれたが、別に強要もされず、ジュエリー屋のおじちゃんの息子が渋谷のハチ公近くにあるインド料理屋で6年間働いていた話で盛り上がりました。

帰りの車窓からの光景も午前中に一度見ているから結構慣れてきて、この中を歩いてみたい衝動に駆られたくらいで、ほとんどはおとなしく寝て5時間かけてホテルへ戻ってきました。
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