SSブログ

夜道には気をつけましょう [Daily Life 2009]

一昨日、少しだけヒヤッとすることがありました。

それは夜帰宅時、家の近くで後ろから知らない男性に声をかけられ、最初ナンパかしら、と思ったが、ずっと無視していたら、いきなり目の前に来て顔を近づけてきて脅迫まがいのことを言われ、なにやらポケットから出してきたのです。
さすがに怖くなったが、「いい加減にしろ!」と言ってくるっとUターンしました。
実はその「いい加減にしろ!」地点がタイミング悪くちょうど私の家の目の前で、Uターンはいいが、次にどうやって家に帰ろうと思案をしつつ、チラッと振り向いていたら、その男がまさに家の前でもたれかかって待っている。
そこが私の家だとは分からないだろうが、このままじゃ帰れない。

更に「いつまでも待ってやるー、ぐっへっへ」って感じで言われました。

まずいな・・・。

少し怖いのだがここで走っちゃダメだと何故か冷静に判断でき、そのまま歩いて更に家から離れ、結局近くの交番まで行きました。

そこでの会話がまた微妙なのです。

警「どうしました?」
私「ちょっと変質者みたいなのに絡まれて、ちょうど家の前だったので、家に入るのをやめて、とりあえずこちらに来ました。自宅を知られるのはいやなのでここで少し時間をおきたいのですが・・・」
警「なるほど。ところで君は何人かね?」(もうこのネタは勘弁してほしい・・・)
私「え・・?日本人ですけど」
警「そうかい。では水商売かね?」
私「いえいえ、どうみても普通のまじめな会社員ですよ!!!」
警「そうかいそうかい。まあまずはコーヒーでも飲みたまえ」
         ・・・コーヒータイム・・・
警「じゃあ詳しく話を聞こう。その男は知り合いかね?」
私「いや、知らない人です」
警「年齢は?」
私「うーん、一瞬しか見ていないのでよく分かりませんが、20台後半とか?ジーパンはいていて、フリーターみたいな感じに見えました」
警「君はその男にどうやって相手したんだ」
私「ひたすら無視してたら、最後に前に回って顔を覗き込まれて変なこと言われ、何かポケットから出してきたので、「いい加減にしろ」とだけ言いました。」
警「ポケットから出たのは?」
私「暗くて見えませんでしたが、光るものではなかったです。でもさすがにまずいと思ってUターンしたのです。」
警「君は勇敢だね。偉いよ!でも「いい加減にしろ」、じゃなくて、「いい加減にしなさい」、と言うべきだったね。あまり強気だと逆撫でする可能性もあるからのぅ。」
私「・・・す、すみません」
警「とにかく、もう少しここで休んでいきなさい。あとで送っていくから」

とまあこんなかんじで、その後おまわりさんと30分くらい雑談交え話をしました。
来月定年退職のこのおじさん、実はすごくいい人だった。
話を弾ませていると、おじさんの息子さんは私の会社が入る同じビルに勤めていたりと、小さな接点もあったりして、すっかり楽しいおしゃべりタイムに。
そのうち、どこかの浮浪者みたいな酔っ払い老人(おまわりさん曰く常連らしい)がやってきて、おじさんがいかにいいおまわりさんだったかを私に説教するとともに、おじさんに「たばこをくれー」とせがんでいました・・・。

いやー、おまわりさんって大変な仕事だろうなあ。

そんなかんだで最後にはおまわりさんが棍棒もってパトロールしながら家まで送ってくれました。

家の近くに交番があってよかったけど、やはり都会。最近ひったくりも多いらしい。
特に女性のみなさんは夜道に本当に注意してください。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

トラックバック 0