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楽しくかわいい女子たち飲み報告をし、そしてホテルルワンダについて真面目に書きます [Daily Life 2008]

華の金曜日はかねてから約束していた前の会社の若い女子たち4名と飲み会。
たぶん会うのは4ヶ月ぶりくらい。でもみんな変わらずにかわゆい~!!!!
不謹慎だが彼氏いない人口が増えていてちょっと嬉しくなったけど・・・!(すまん)
自分からはあまり誘えないのでまた誘ってねー。
当時、一人大阪から呼んで気になっていた子が結婚がとうとう決まってほっとしたよ。

さて、週末は土曜日は仕事をし(妹を連れて行き仕事を数時間させた・・・)、今日は明治神宮と代々木公園に久しぶりに行きました。いやー、外人だらけ!毎回行くたびに外国人の多さにびっくりするけど今日ももちろん外国人祭り!一方私はこの数ヶ月でかなりの外人友達を失っています・・・。

夜はたこ焼きを食べながらホテルルワンダを観た。
ここからは本当に真面目に書かせてください!
もともと観たかった作品でこのたびやっとレンタル。
こんないい作品がなぜ日本公開までに長い道のりを歩む羽目になったのか分からないが(私みたいな暗い人間は少ないし配給権が高くて割に合わないと思われたか?)、最高とまではいかなくてもよい映画だった。

映画の内容を一言で言えば、フツ族の大統領暗殺を発端としたフツ族によるツチ族虐殺の悲劇をフツ族黒人のホテルマンがツチ族をホテルに匿い助けるというもの。
ツチ族とフツ族。この民族紛争と大量虐殺を実話に基づき単に作品にしただけでなく、言外に含む国連や欧米の足取りの重さへの批判が民族紛争以上に私には重たくのしかかった。

1990年代中盤といえば、私は大学生でちょうど休学したりしていた頃だが、確かにこの紛争に対する世界の関心の低さはものすごく顕著だった。
当時はソマリア紛争やユーゴ問題(留学先でも東欧の南のほう出身者たちはよく国の問題を語っていた・・・)ばかりで(日本ではオウム問題とか?)、国連も相当批判されていたし、残念かなそういう煽りを受けて国連も欧米諸国もルワンダ問題には躊躇したと思われる。

そんな中、勇敢なフツ族ホテルマンと無力ながらも尽力する数少ない国連職員たちによってなんとか1200名のツチ族たちを中心とした命が救われたが、総計では人口の10分の1の120万も失ってしまい、もっと世界の関心が向けられていたら・・・と今更ながらに考えてしまう。文章で書くとフツ族が悪者のように思われがちだが、ここに至るには社会的にフツ族が圧力をかけられていた歴史や、それも欧米絡みや終戦後の支援状況も加味されていたりと非常に複雑だし、ツチ族の反乱軍もひどいことをしているので、一概にどちらがどちらとは言えない(と私は思う・・・)

世界の関心が薄いにせよ、それでもこれはまだ大きな事例で、世の中には数え切れない民族集団が紛争を続けており、民族紛争だけでなく我々が幸せに且つ贅沢に生きるために、アフリカやアジアではどれだけ多くの血が流されているかと思うと非常に胸が痛む。

世の中には知らないほうがいいこともあるだろうが、我々贅沢に生きている人間をこういう問題にも目を向けさせるため、映画配給会社がんばってください!!!お願いします。
関心だけでは解決はしないし、映画の配給権だけでなく様々な政治・宗教にまつわる問題もあるのは理解するが、秋葉原事件のようにマンガやゲームの世界に入り込ませないよう、またみんな自己中にならないようにするために、そして映画配給会社にがんばってもらうには、私たち視聴者が一番関心を示さないといけないのは自明の理!日本国民がんばろう!

ホテルルワンダについていえば、この映画制作にアメリカとかフランスが絡んでいたらもっと良かったと個人的には思う・・・。(いや、加担していたらつまんなくなったかな。) でもアメリカ人のドン・チードルが主演したのが救いだが。

私の映画論評なんて水野さんの足元にも及ばないが、彼がお亡くなりになった今、彼並の映画評論家が日本からまた出るといいな・・・。
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